AIヘッドハンティング
2017-05-25 10:00:55
AIを活用した日本初のヘッドハンティングサービス『scouty』が登場
日本初のAIヘッドハンティングサービス「scouty」
新たに登場した「scouty」は、日本初の無登録で利用できるAIヘッドハンティングサービスです。このサービスは、インターネット上に公開されている情報を駆使し、人工知能がエンジニアのスキルを自動的に分析。その結果、企業に最適な人材をマッチングしてくれるという、これまでにない画期的なシステムです。
AIによるマッチングの革新
従来の転職活動では、企業が人力で候補者をピックアップする必要がありましたが、scoutyを使えばそうした作業が劇的に効率化されます。サービスは、SNSや技術情報の共有サイト、ブログなどからエンジニアの情報を収集し、それを基にマッチングが行われます。さらに、企業の要件や文化に適した候補者を約80万件のデータベースから推薦する仕組みとなっており、これにより企業はより自社に合った人材へとアプローチが可能になります。
技術力の可視化
scoutyのもう一つの特徴は、AIがエンジニアの技術スキルをスコアリングすることです。従来のプロセスでは単純な数値情報に依存していましたが、scoutyは書かれたコードやブログ投稿といった定性的な情報も考慮に入れます。このようにして、プログラミング言語の使用能力や開発力などを定量化し、企業の求めるスキルを持つ候補者だけを厳選することができます。
アプローチタイミングの最適化
転職を考えているが、積極的に探していないエンジニア層に気づかれるのは難しいのが現状です。scoutyはそこに目を付け、機械学習技術を用いて候補者が次に転職するタイミングを予測します。これにより、企業はより効果的なタイミングでアプローチできるため、スカウトメールの成功率が向上します。
手間いらずのサービス利用
scoutyは、従来の登録型の転職サービスと一線を画し、登録なしで利用できるため、面倒な手続きが不要です。インターネット上に公開されている情報を基に、エンジニアと企業のマッチングが行われます。利用者は、これまで活かしきれていなかったスキルや、潜在的なニーズが人工知能によって分析され、最適な企業との出会いを提供されます。
資金調達と今後の展望
scoutyを運営する株式会社scoutyは、サービスのオープンβ版を公開するにあたり、2017年に総額約1億円の資金調達を行いました。この資金は、エンジニア採用やAI分野の専門機関の構築に利用される予定です。代表取締役の島田寛基は、人工知能技術を駆使して人々の働き方を変革するために、この会社を設立しました。
企業情報
株式会社scoutyは、2016年に設立され、渋谷区に本社を置いています。代表の島田氏は、京都大学で人工知能を専攻し、エディンバラ大学院で修士を修了した実績を持つ若き起業家です。彼の信念は、オープンデータとAIを活用することで、偶然の出会いを必然的な機会に変えることにあります。
scoutyの登場により、エンジニア採用の未来は大きく変革することが期待されています。特に、今の職場で未発揮のスキルを持つ人たちにとって、非常に有益なサービスとなるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
LAPRAS株式会社
- 住所
- 東京都品川区西五反田1丁目26番2号五反田サンハイツビルディング2階
- 電話番号
-
03-6746-5858