江の島の光の絵巻
2021-07-27 10:00:06

江の島に新たな光のアートを!長谷川喜美によるインスタレーション「光の絵巻」

江の島に輝く光のアート「光の絵巻」



2021年の夏、神奈川県藤沢市の江の島において、空間デザイナー長谷川喜美が手掛けた光のインスタレーション「光の絵巻」が初めてお披露目されました。このプロジェクトは、「日本夜景遺産認定 江の島灯籠2021」として開催される地域振興イベントの一環として、江島神社 瑞心門にて展開されました。

空間デザイナーの独自の視点



長谷川喜美は、空間における「空気をデザインする」という理念のもと、さまざまなクリエイティブなプロジェクトに取り組んできました。これまでに、丸の内でのクリスマスイルミネーションや、札幌のホワイトイルミネーションなど、多数のプロジェクトを成功に導いてきた彼女の手法と感性が、江の島の新たな魅力を引き出しています。

「光の絵巻」は、江の島に伝わる伝説「天女と五頭龍」を題材にしており、全体の物語は五つのシーンに分かれています。長谷川は、この伝説の重要なポイントを起点に、切り絵のスタイルを用いて幻想的な光の演出を行いました。

江の島の幻想的な情景



夕暮れ時、海岸線を進み江の島大橋を渡っていくと、仲見世通りを経て瑞心門に到達します。そこに広がる「光の絵巻」は、古代の恋物語を引き起こし、訪れる人々を一瞬で異世界へといざないます。長谷川のデザインは、光の演出によって瑞心門自体の美しさを引き立て、この特別な場所を訪れる人々に新しい体験を提供しています。

長谷川は「このインスタレーションは、五頭龍がかつての悪行から改心し、天女との出会いを経て村人たちを支えることができるようになる物語を通じて、現在の私たちに必要なメッセージを届けたい」と語ります。

江の島灯籠2021の魅力



「江の島灯籠2021」は、灯籠の光と江島神社のライトアップが一体となり、幻想的な雰囲気を作り出しています。今年で14回目を迎えるこのイベントは、1,000基以上の灯籠が点灯され、訪れる人々を温かな光で包み込むものとなっています。

昨年からのコロナ禍の影響を受け、今年は感染防止対策を講じながら、地域振興を図ることをテーマとして開催されています。特に、江の島入口の青銅鳥居再建200年を祝う年でもあるため、訪問者にとって特別な意味を持つイベントになっています。

今年の開催について



イベントは2021年7月17日から8月31日まで予定されており、さまざまな時間帯で点灯が行われています。来場者は、江の島の各地を周りながら、光のアートを楽しむことができるでしょう。加えて、混雑状況のリアルタイム配信や安全対策も講じられているため、安心して訪れることができます。

文を通じて、江の島の特別な夏の体験を知り、光のインスタレーションに触れる貴重な機会をお見逃しなく。現代の私たちが忘れてはならない、光と励ましのメッセージを感じることができるでしょう。

会社情報

会社名
有限会社ベルベッタ・デザイン
住所
東京都杉並区下高井戸3-10-14
電話番号
03-6905-6093

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