Fintech協会新年の挨拶
2025-01-06 09:21:19

2025年が幕を開ける!Fintech協会の新たな10年に向けた展望と挑戦

Fintech協会、2025年を迎える



一般社団法人Fintech協会(以下、Fintech協会)は、2025年の年頭にあたり新年の挨拶を申し上げました。今年は、法人化から10年という節目の年です。この10年間、Fintechを取り巻くエコシステムは劇的な変化を遂げました。

発展したエコシステム



法人化前夜のミートアップでは、Fintech専業のスタートアップや外資系企業が中心でした。しかし今や、銀行や信用金庫などの金融機関や大手企業も積極的に参加し、多様な専門家が集まる協会に成長しました。その結果、日本の金融サービスは、より多様化し、利用者の利便性も格段に向上しています。

世界のFintech動向



世界のFintech業界では、先進的な取り組みが続々と登場しています。東南アジアではモバイル決済やデジタルバンキングが進化し、新しい金融インフラが構築されています。南米では、銀行口座を持たない人々へのサービス提供に成功し、金融の包摂が進んでいます。先進国ではAIやブロックチェーン技術を活用した次世代の金融サービスが進化しており、中国では巨大なテクノロジー企業が提供するスーパーアプリが生活の一部として機能しています。

韓国ではデジタルバンキングとスタートアップのコラボレーションにより、高度なキャッシュレス社会が実現しています。これらの動向からも、日本の金融サービスの進化は目を見張るものがあります。Fintech協会としても、他国や風潮との比較を通じて、次なるステップを模索する必要があると感じています。

Fintechの力



インターネットは情報伝達のコストを劇的に削減し、社会を変革させました。同様に、Fintechは「お金」のフリクションを減少させることで、新たな価値の創造や社会課題解決に貢献できると考えています。この10年間でFintechは流行語から成熟した概念に進化し、大手金融機関はもちろん、他業種の企業にとってもなくてはならない存在となりました。

今後の10年は、さらなるエコシステムの拡大とともに、実態経済とのとの相互関係を深化させることが求められます。その中で、Fintech業界の中で「空飛ぶ自動車」を実現するための挑戦が始まります。

結びの言葉



皆様の温かいご支援とご指導をお願い申し上げます。そして、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、本年の挨拶とさせていただきます。

一般社団法人Fintech協会 代表理事会長 沖田 貴史


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一般社団法人FinTech協会
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