食べたいものを選べない世界をなくす
株式会社Mutterが進めるクラウドファンディングプロジェクトが注目を浴びています。その名も「食べたいものを選べない世界をなくす」。目指すのは、食物アレルギーを持つ子どもたちが安心して同じ食卓を囲むことができる未来です。このプロジェクトは、アレルギー対応食品を継続的に提供することを目的としています。
株式会社Mutter(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:武市圭)は、2017年に開業したCafeMutterを起点に、アレルギー対応のカフェや商品開発を行ってきました。代表の武市圭は自身の娘たちが重度のアレルギーを持つことから、この事業を立ち上げたという背景があります。アレルギーによって食べ物を選べない子どもたちの苦悩を理解し、少しでもその環境を良くするための活動が行われています。
食のスタンダードを変える
日常生活の中で、卵や乳製品、小麦、ナッツなどのアレルゲン避ける必要のある子どもたちは、食卓や外食、学校行事などで「選べない」ジレンマと向き合っています。Mutterは、こうした現実を踏まえ、
“誰もが同じ食卓を囲める”アレルゲンフリーの商品を開発・販売し、新たな「食のスタンダード」の提供を目指してきました。
最近では、2025年に向けてさらなるプロジェクトを進行中です。このプロジェクトでは、原材料の安全性を確保し、継続的な供給を確立することが重要視されています。さらに、原材料費や物流費が高騰している現状に対し、Mutterは質の高い素材を見つけ、調達するための活動を進めています。
クラウドファンディングの目的と詳細
Mutterが実施中のクラウドファンディングの名称は「食べたいものを選べない世界をなくす」です。プロジェクトは、食材の安定供給を目指し、国内の農家や生産者との連携を強化することを目的としています。このプロジェクトへの支援を通じて、アレルギーを抱える子どもたちに安全でおいしいお菓子や料理を届けることを目指しています。
支援者には、さまざまなリターンが用意されており、その一環として、Mutterの新しい商品をいち早く味わえる機会も提供されています。こちらのプロジェクトは以下のリンクから支援が可能です。
プロジェクトリンク
使途の透明性
集まった資金は、新規原材料の開発及び調達費、冷凍物流維持費、オンラインショップの強化に活用される予定です。これにより、全国的な普及を目指し、供給を安定させる体制が整えられます。
Mutterの理念と実績
Mutterは、アレルギー対応食品の開発のみならず、飲食店の運営やECサイトを展開しています。現在、商品ラインナップには常時40種類以上のアレルギー対応商品があり、これまでに500以上のレシピを開発してきました。「フェアフード」という考え方に基づき、制限のある人々とない人々が共に食事を楽しめる社会を目指しています。
代表の思い
代表の武市圭は、「命を守るために“選べない”のではなく、みんなで“選べる”喜びを届けたい」と述べています。食卓から社会を変えていくために、彼は食に対する喜びを届けることに意欲的です。支援者がこの理念を共感し、協力することで、この思いが現実のものになることを願っています。
今後の展望
Mutterは、2025年7月には伊丹空港での土産販売を予定しており、地域に根ざした事業の拡大を目指しています。新たな原材料の開発を進めることで、より多くの人々に安全で美味しい食事を届けられるよう、引き続き活動を続けていきます。社会全体が誰もが楽しめる食事に繋がる未来に向け、多くのサポートを期待しています。