東京・外苑前で卸されるアートの新たな潮流
2026年3月14日から29日まで、東京・外苑前の「GALLERY CLASKA」にて、造形作家・山本孝志氏によるエキシビション「PROJECT / OBJECT」が開催されます。この展覧会では、彼が展開してきた二つのプロジェクト「HOW TO WRAP_」と「TENSEGRITYLAB.」から生まれた作品群を一堂に集め、新作も展示されるとのこと。
包む行為の美しさを再解釈する「HOW TO WRAP_」
山本氏が2014年から始めた「HOW TO WRAP_」は、日本の文化に根ざす“包む”という行為を見直す試みとして注目を集めてきました。このプロジェクトでは、折り紙や伝統的な造形技法を用い、その美しさを現代的な視点で再構築。生活空間に新しい形をもたらす作品が多数発表されています。
テンセグリティ構造の探求「TENSEGRITYLAB.」
さらに、2023年からスタートした「TENSEGRITYLAB.」では、物理的なバランスを考慮したテンセグリティ構造に焦点を当てています。この技術を利用して、目に見えない力の関係性を可視化したオブジェを手作りし、それを空間に詩的に提示するという新たなアプローチを試みています。
往還する創作プロセス
本展では、こうした山本氏の活動の集大成とも言える作品たちが展示され、訪れた人々は新作との出会いも楽しめます。造形のプロセスを通じて、物体が持つ思想の可能性についても考える機会となるでしょう。作品は、オブジェクトからプロジェクトへの往還、そして再びオブジェクトへと移り変わることで、造形の本質を探求するものとなっています。
展示の詳細情報
- - 展覧会名:KOJI YAMAMOTO「PROJECT / OBJECT」
- - 会期:2026年3月14日(土)~29日(日)
- - 会場:GALLERY CLASKA(東京都港区南青山2-24-15青山タワービル9F)
- - 営業時間:12:00~17:00(水曜~日曜)
- - 定休日:月曜・火曜
展示会場には、訪れる人々が快適に過ごせるスペースが限られているため、オープン時間に合わせて来場されることをお勧めします。作品によっては、会期終了後にお渡しとなる場合もあるので、事前にご確認ください。
山本孝志のプロフィール
山本孝志氏は、大学卒業後の2002年からインテリアショップでの勤務を経て、輸入家具商社や外資の家具ブランドに携わり、2024年に独立しました。また、デザインジャーナルマガジン『Ilmm』の創刊メンバーとして、さまざまな企画や運営にも関わっています。造形作家としての活動と並行し、リテールやインテリアプロジェクトにおけるコーディネートでも活躍中です。
この貴重な機会に、山本氏のアートに触れ、彼の持つ新しい視点を探求してみてはいかがでしょうか。芸術と文化の交差点である「GALLERY CLASKA」での特別な展示、是非足を運んでみてください。