新株予約権の研究
2020-11-16 13:00:05
グロース・キャピタルと一橋大学が共同研究を開始!新株予約権ファイナンスの進化へ
グロース・キャピタルと一橋大学の共同研究の意義
2023年、グロース・キャピタル株式会社は、一橋大学の鈴木教授と共同で新しい研究プロジェクトを始めました。この共同研究の目的は、同社が提唱する新株予約権ファイナンスに関する具体的な事例の研究を行い、関係者にとって有益な条件を見出すことです。
新株予約権ファイナンスとは
新株予約権ファイナンスは、企業が資金調達を行う手法の一つで、近年では上場企業においてその活用が一般的になっています。この方法では、発行体が新株予約権を発行し、指定された投資家が必要に応じてその権利を行使することで資金を調達します。特に、行使価額修正条項が付与された新株予約権の場合、その行使価額が一定の期間ごとに調整されるため、発行体にとっては集められる資金がより安定しやすくなるのです。
共同研究のテーマ
本研究では、特に行使価額修正条項が設定された新株予約権の発行によって、企業が想定以上の資金を調達するための要因を分析します。具体的には、いつ、どのような条件が整うことで資金調達額が増えるのかを探求し、発行体と既存投資家の双方にとって有益なファイナンスの形を確立することが目指されています。
嶺井政人氏のコメント
グロース・キャピタルの代表である嶺井政人氏は、「この共同研究を開始できることを心より嬉しく思います。近年、上場後でも継続的な成長を目指す企業がこのファイナンス手法を積極的に取り入れるようになりました。特に2020年には、100億円を超える大規模な資金調達が複数の企業で行われました」と語ります。彼の言葉によれば、この研究は新株予約権ファイナンスがもたらす効果を、理論的に探るだけでなく、実務における応用にも貢献することが期待されています。
鈴木教授について
一橋大学の鈴木健嗣教授は、コーポレートファイナンスの専門家として広く知られています。彼は2005年に博士号を取得して以来、エクイティファイナンスに関する様々な研究を行い、その成果が認められている方です。特に、著書『日本のエクイティ・ファイナンス』は2018年度の日経・経済図書文化賞を受賞しています。グロース・キャピタルとの共同研究では、大学の知見を生かし、より具体的なデータ分析に基づいた研究を行うことができるでしょう。
さらなる成長を目指して
この共同研究が成功すれば、新株予約権ファイナンスの利用に際して、発行体と投資家の双方がメリットを享受できる形が具体的に示されることとなります。これにより、上場企業が「攻めのファイナンス」を実現し、非連続な成長を達成するための新たな道筋が開けてくるのです。
グロース・キャピタルの会社情報
グロース・キャピタルは、2019年に設立された企業で、ベンチャー企業の成長を支援することを主要な業務としています。資金調達のみならず、M&Aや新規事業の支援も行っており、その総合的なアプローチが注目されています。その代表が嶺井政人氏であり、彼は以前より多くの企業で役員としての経験を積んできました。
この共同研究は、資本市場を理解する上で重要なステップとなるでしょう。今後の研究成果が実務にどのように活かされるのか、特に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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グロース・キャピタル株式会社
- 住所
- 東京都港区南青山3丁目8番40号青山センタービル2F
- 電話番号
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