いちじくの新価値
2026-09-09 10:38:26

豊橋の老舗和菓子屋が挑む規格外いちじくの魅力発信

豊橋の老舗和菓子屋が挑む規格外いちじくの魅力発信



愛知県豊橋市にある老舗和菓子店「お亀堂」は、JA豊橋と連携し、今年2026年に約1.5トンの規格外いちじくを買い取る計画を立てています。これらのいちじくは、見た目や熟れ具合から市場に流通しにくくなりますが、味は変わらず美味しいものです。お亀堂は、このような「チョイ訳ありいちじく」を有効活用し、「いちじくガレット」やゼリー、かき氷などのお菓子に再生させる取り組みを行っています。

いちじくの現状と地域貢献



豊橋は全国でも有数のいちじくの産地であり、昨年のJA豊橋のいちじく部会には29農家が加盟して、総出荷量は77トンにも達しました。しかし、いちじくはデリケートな果物であり、わずかな傷や色合いによって市場に流通しなくなってしまいます。これは、生産者が長い時間をかけて育てたおいしいいちじくが、無駄になってしまうという問題につながります。

お亀堂はこの課題に目を向け、いちじくを地域の美味しい素材として活用する新しい製品作りに取り組み始めました。これにより、農家の支援にもつながり、地域振興や食品ロスの削減を実現しようとしています。

高品質な加工とその秘密



お亀堂では、いちじくの鮮度を大切にしており、収穫翌日にすぐに加工に入ります。収穫されたいちじくはペースト状にし、その後、砂糖と組み合わせてジャムとして仕上げます。この丁寧な製造プロセスにより、ガレットの中にはいちじくの優しい甘みがしっかりと閉じ込められています。お亀堂は、規格外の果実を「仕方なく使う」のではなく、本来の美味しさを最大限に引き出す方法を模索しています。

また、季節に応じてゼリーやかき氷にも活用し、豊橋産いちじくの魅力を多様な形で提供しています。これにより、おいしさが評価され、食品ロス削減にも貢献するという一石二鳥の効果が期待されています。

地域食材からの新たな価値



「おいしいからこそ食べてもらいたい」という想いを仕事にするお亀堂は、単なる食品ロス対策の商品ではなく、地域の名産品として「いちじくガレット」を育てていきたいと考えています。この製品を通じて、訪れる人々に豊橋の魅力を知ってもらい、再び訪れたくなるような商品に仕上げることを目指しています。

株式会社お亀堂の代表取締役、森貴比古さんは「この取り組みを通じて、規格外のいちじくだけでなく、地域の他の農産物とも連携したい」と述べており、地域農業のさらなる振興を見据えているそうです。

お亀堂の魅力とこれから



1950年に創業したお亀堂は、和菓子作りにおいて地域の素材と老舗の技術を融合させた新しい発想を取り入れています。いちじくガレットはその一例であり、地域内外のお客様に愛される商品として展開し続けています。

「豊橋に来たらいちじくガレット」と言ってもらえるような、お亀堂の挑戦は始まったばかりです。地域貢献と美味しさの両立を図りながら、今後もさらなる可能性を追求していくことが期待されます。地産地消の精神をもとに、お亀堂は豊橋の美味しいスイーツを皆に届ける架け橋となるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

会社情報

会社名
株式会社お亀堂
住所
愛知県豊橋市南小池町164
電話番号
0532-45-7840

関連リンク

サードペディア百科事典: 愛知県 お亀堂 豊橋市 豊橋 イチジク

Wiki3: 愛知県 お亀堂 豊橋市 豊橋 イチジク

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。