会計管理の新提携
2025-12-16 09:28:32

株式会社マルチブックとミロク情報サービスが提携しグローバル会計管理を強化

企業提携が生み出す新たな可能性



株式会社マルチブック(本社:東京都品川区、代表取締役社長 渡部 学)は、株式会社ミロク情報サービス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 是枝 周樹)との相互紹介パートナー契約を結びました。この提携は、特にグローバル企業が直面する国内本社と海外拠点の会計統合に向けた新たな支援体制を築くことを目的としています。

提携の背景


ミロク情報サービス(以下、MJS)は、創業以来およそ45年の歴史を持ち、「日本経済の発展に貢献する」を企業理念に掲げ、財務・会計を中心とした多様なERPシステムやクラウドサービスを提供してきました。中堅・大企業向けのERPパッケージである「Galileopt DX」など、多彩な製品群を有し、8,400を超える会計事務所との協力体制を持ち、日本国内で18,000社以上の導入実績があります。

一方、マルチブックは、35カ国で導入実績があるグローバルクラウドERP「multibook」を提供し、日本企業の海外進出とそのガバナンス強化をサポートしてきました。特に、近年では新しいリース会計基準の導入が求められる中、企業の国際的な会計基準への整合性を図る動きが加速しています。このような背景のもと、両社は連携を強化し、企業のグローバル会計管理を円滑に推進することを目指しています。

提携による企業のメリット


MJSのソリューションを導入している企業は、国内本社での取り組みに加え、海外拠点の会計業務を「multibook」で一元化することが可能となります。これにより、グローバル規模での会計データと業務の標準化が進み、IFRSなどの国際基準や新たなリース会計基準に対応できる体制が整います。結果として、連結決算の早期化や内部統制の強化も実現できるのです。

また、共通のルールとデータ基盤を整備することで、ビジネス環境が変化する中でも、しっかりとコントロールを効かせつつ、成長の機会を捉える準備が整います。

今後の展開


ミロク情報サービスは、国内の会計・税務領域に強みを持つネットワークを活用し、グローバル拠点の管理において課題を抱える企業に、「multibook」を提案していきます。同時に、マルチブックは、海外展開を推進してきた実績をもとに、国内業務の向上を目指す企業に対して、MJSのソリューションを紹介する計画です。また、共同でセミナーや各種コンテンツの発信を行い、双方のマーケティング活動を更に強化します。

このように、両社はともに協力し、国際的な競争力を高める企業の会計管理を段階的に進めることで、持続可能な経済成長を支援していく意向を示しています。

グローバルクラウドERP「multibook」の概要


「multibook」は、新リース会計基準への対応を果たし、その導入の迅速さや処理速度の向上が特徴です。12言語、複数通貨、複数帳簿に対応し、全世界の拠点をシームレスに連携します。製造業や商社、飲食、建設などさまざまな業種で、600社以上の導入実績を誇ります。主な機能には会計、ロジスティクス、固定資産管理、新リース会計基準対応などが含まれており、企業の業務を効率化するのに寄与します。

最後に


この新しい提携がもたらす協力関係を通じて、グローバル企業の会計・税務・経営管理の一元化が進むことが期待されます。両社が共に歩む未来に、今後も注目が集まることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社マルチブック
住所
東京都品川区西五反田1-1-8 NMF五反田駅前ビル5階
電話番号

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