楢葉町のライブ
2018-08-15 13:00:16

福島県楢葉町で催されたヘブンアーティストのライブパフォーマンス

福島県楢葉町の「笑ふるタウンならは」にある「ここなら笑(しょう)店街」で、ヘブンアーティストによるライブパフォーマンスが行われました。このイベントは、2018年8月10日(金)に開催され、多くの観客が訪れました。これは、2011年以来2度目の公演で、当日は賑やかな雰囲気に包まれました。

ヘブンアーティストの多彩なパフォーマンス
ヘブンアーティストは、2002年に東京都が導入した大道芸ライセンス制度で認定されたアーティストたち。およそ500組、1300名が登録され、公共の場やイベントでパフォーマンスを披露しています。今回の公演では、5組のアーティストが参加し、観客を楽しませました。

イベントの開始前には「U-Stage」によるチンドンパフォーマンスがあり、会場内を巡りながら観客を呼び込む役割を果たしました。その後、ステージではアクロバットに挑戦する「Asako」さんがブロックやイスを使って逆立ちを披露すると、観客からは歓声が上がりました。また、ユーモア満載のキャラクター「ハンガーマン」が登場し、中国の伝統的なジャグリング道具であるディアボロや一輪車を巧みに操る姿に、会場は一層盛り上がりました。

地域振興を目指す大道芸の力
ヘブンアーティスト計画の審査員、橋本隆雄さんは、「2011年以来の公演に心から感動しています。前回は観客が2人だけだったことを思うと、これほど多くの方々にお越しいただけて本当に嬉しいです。このような素晴らしい会場でパフォーマンスできることが、私たちの大きな喜びですね」と語りました。そして、「大道芸を通じて楽しんでいただくことが私たちの一番の目標です。物ではなく、心を届けるために今後も頑張ります」と続けました。

東京から楢葉町に帰省した女性は、「非常に楽しい時間を過ごせました。子供も夢中になって見ていました。このようなスペースができたことで便利になり、地域が活性化することを期待しています」と笑顔で話していました。

「笑(えみ)ふるタウンならは」の取り組み
「笑ふるタウンならは」は、災害公営住宅やスーパーマーケット、診療所など多くの生活機能が揃った地域の復興拠点です。ここには公設商業施設「ここなら笑商店街」があり、計10の店舗が入居しています。地域の活性化を目指した取り組みは、住民だけでなく訪れる人々にも大いに歓迎されています。

最後に、ヘブンアーティストのパフォーマンスや地域の取り組みが結びつくことで、町の未来を明るく照らす力となることが期待されます。今後もこのようなイベントを通じて、地域の魅力を再発見し、楽しむ機会を増やしていきたいですね。

会社情報

会社名
一般社団法人ならはみらい
住所
福島県双葉郡楢葉町大字北田字中満260番地ならはCANvas内
電話番号
0240-23-6771

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