AI搭載生産計画DXツール「最適ワークス」が中堅・中小製造業向け新バージョンを提供開始
製造業のDXを支援するスカイディスク株式会社(本社:福岡県福岡市)は、製造業向けAI搭載生産計画DXツール「最適ワークス」の中堅・中小製造業向け新バージョンを7月9日(火)より提供開始しました。
新バージョンでは、従来のメイン機能である「生産計画の自動立案」に加え、「実績管理・予実比較」機能を実装。これにより、生産計画のPDCAサイクルをサービス内で完結できるようになり、より効率的な生産性向上を支援します。
背景:多くの企業で生産計画が事業成長のネックに
サプライチェーンの混乱、品質不正問題、EV化の進展、原材料費の高騰、人手不足など、製造業を取り巻く環境は近年ますます複雑化しています。このような状況下では、生産計画が事業成長のボトルネックとなるケースが多く見られます。
スカイディスクは、これまで500件以上の製造業のDX支援を行ってきた中で、以下のような課題を多くの企業から耳にしてきました。
生産キャパシティが分からず、明確な納期回答ができず営業機会を逃してしまう。
納期管理や作業計画が曖昧なため、残業が常態化し、不良品率や設備稼働ムラが発生する。
製造の見通しが立てられないため、納期遅延リスクが直前になって判明し、現場が混乱・疲弊する。
これらの課題は、生産計画の不足や不備が原因であるケースが多く、結果として納期遅延や在庫過剰、経営悪化に繋がることがあります。
生産計画システム化の課題
しかし、生産計画のシステム化は、特に中堅・中小企業では進んでいません。スカイディスクが実施したアンケート調査によると、約9割の企業が生産計画システムを導入しておらず、導入済みでもうまくいっていると回答したのはわずか1.3%でした。
システム化が進まない要因として、以下のようなハードルが挙げられます。
高額な初期投資が必要
要件定義や開発に長期間を要し、環境変化に対応できない
システム化に必要なデータが揃っていない
最適ワークスが提供するソリューション
最適ワークスは、これらの課題を解決するために開発されたSaaS型の生産計画DXツールです。
SaaS(サブスクリプションモデル)での提供:初期費用を抑え、導入しやすい価格設定を実現。
簡易なUI:システムエンジニアがいない企業でも、自社でデータ設定・更新が可能なUIを提供。
AIによる自動立案と実績管理・予実比較:PDCAサイクルを回し、データ化と精度向上を実現する仕組みを提供。
最適ワークスは、従来の「生産スケジューラ」に比べて、柔軟性と汎用性を重視した設計となっており、導入企業が自ら設定・運用・改善を進めることを支援します。
最適ワークスの特徴
AIによる最適な生産計画の自動立案:製造条件や独自ルールを考慮し、最適な生産計画を自動で立案。膨大な計画のパターンを考える作業を自動化することで、計画立案にかかる工数を大幅に削減できます。
製造量の可視化による遅延把握・納期確認:AIで事前に生産計画をシミュレートすることで、より正確な納期回答が可能になり、納期遅延を防止します。
誰でも簡単にマスター・工程情報の設定が可能:特許申請中の独自技術により、システムエンジニアでなくとも簡単にマスター設定が可能です。運用後もメンテナンスが容易で、新しい設備や製品の追加、情報の更新も担当者自身で対応できます。
専任のカスタマーサクセスによる伴走支援:導入企業ごとに専任の担当者が付き、操作や運用、業務フローに関するサポートを提供します。
導入企業の声
株式会社スザキ工業所の鷲﨑純一様は、最適ワークスの導入によって、以下のような効果を実感しています。
海外技能実習生でも簡単に計画立案が可能になり、属人化解消。
AIによる自動立案により、現実的な計画となり、顧客への納期予測が容易になった。
残業時間削減、不良品発生率ゼロ、生産効率改善を実現。
最適ワークスは、製造業の生産性向上と事業成長を支援する強力なツールです。
最適ワークスサイト
https://saiteki.works/
新バージョンお披露目セミナー
https://hubs.la/Q02FxKrX0
株式会社スカイディスク 会社概要
https://skydisc.jp/