新潟県佐渡市の新米がふるさと納税返礼品として登場
新潟県の佐渡市では、2024年11月21日より、地域の特産品である佐渡産新米をふるさと納税返礼品として提供します。この新米は、佐渡市内で運営される「SADO NATIONAL PARK HOTEL OOSADO」と「SADO RESORT HOTEL AZUMA」での食事でも使用されており、多くのお客様から高い評価を受けています。
佐渡の恵みを受けたコシヒカリ
提供される新米は、特に評価が高い「佐渡達者集落産コシヒカリ」と、「佐渡国仲平野産コシヒカリ」の2つです。佐渡は米どころとして知られ、特にコシヒカリの生産が盛んな地域。国の特別天然記念物でもあるトキや豊かな生態系の守護も同時に行う農法で育てられた米は、自然との共生を重んじています。
佐渡達者集落産コシヒカリ
佐渡達者集落は、歴史深い農村地域で、美しい海岸段丘の棚田が広がっています。しかし、高齢化により休耕田が増加する中でも、昔ながらの手法で丁寧に育てられています。生産者の三浦喜八郎氏は、「日本海の潮風と山からの清流に恵まれたこの棚田で育ったお米は、もっちりとした食感と自然な甘みがあります。冷めてもおいしく、お弁当やおにぎりにも適しています」と語っています。
佐渡国仲平野産コシヒカリ
また、国仲平野は佐渡島の中心部に位置し、広大な穀倉地帯です。この地域では、トキが舞う豊かな自然環境で育てられるコシヒカリが特徴。生産者の猪股孝裕氏は、100年以上の歴史を持つその農業への情熱を語り、「すべての生き物が安心できる環境で育ったお米は、皆様に安心して楽しんでいただけます」と話します。
ふるさと納税返礼品の詳細
この新米は、各12,000円で5kgの袋で提供され、数量はそれぞれ50袋の用意があります。また、申し込み上限に達し次第、受付は終了となります。2024年11月21日から申し込みが可能で、発送は2024年12月20日と2025年1月5日に行われる予定です。
詳細な申し込み方法については、以下の公式サイトをご覧ください。
地域の活性化への取り組み
サンフロンティアグループは「利他」を基本理念に、地域創生事業を進めています。「地方が元気になれば、日本が元気になる」という信念のもと、観光業を通じて地域の魅力を引き出し、経済を活性化させています。特産品の扱いを増やしながら、持続可能な地域活性化を目指しています。
佐渡市では、自然、食、文化、歴史といった観光資源の掘り起こしに力を入れ、地元の皆様と連携して地域の未来を築いていくことを目指しています。新米を通じて、佐渡の魅力を感じていただければ幸いです。