シニア人材の力を引き出す新体制の発表と未来の展望
株式会社プロ人材機構は、シニア人材が持つ豊富な経験や知識を活かしたプロフェッショナルチームを構築し、今後の事業展開に向けて新たな体制を整えました。2025年5月1日より、押田絵梨香氏が取締役COOに、横濵はるか氏が社外取締役に就任することが発表され、これにより同社はより一層の成長を目指しています。
確立されたビジョンと成長戦略
プロ人材機構は、設立以来「シニア世代が積み重ねてきた経験とノウハウが次世代に承継される市場を創造する」というビジョンを掲げています。特に、シニアや経営者層に特化したヘッドハンティング事業を展開し、彼らの活躍を促進するために様々な支援を行ってきました。
2期目を迎える同社は、「プロ人材紹介」や「PROVISION-SHARE」といったサービスを通じて、前年と比較して支援実績が300%増加するという急成長を遂げました。この新しい取締役の参画により、今後は事業の拡大をさらに加速し、シニア人材市場での独自の立ち位置を強化していく方針です。
新取締役の思い
押田絵梨香氏(取締役COO)
押田氏は、長年にわたり「生きる」「働く」というテーマに向き合ってきた経験を持ち、人々が本来の魅力を放ち、人間関係が深まる社会を目指す考えを共有しています。「人の深みやつながりは、急速に変化するテクノロジー時代においてますます必要である」と強調し、彼女の役割はシニアの価値を未来へ繋ぐことだとしています。
横濵はるか氏(社外取締役)
横濵氏は中小企業において20年以上の経理・総務経験を持ち、現在は業務効率化の支援を通じて選択肢を広げる取り組みを行っています。彼女は「プロ人材機構のビジョンに共感し、人生からにじみ出る知見が多世代経営チームにおいて価値を生むことを信じている」と述べ、新しい展望に期待を寄せています。
今後の展望
代表の高橋啓氏は、これまでに3万人以上の経営者と向き合ってきた実績をもとに、シニア人材市場の創造を目指しています。現状ではシニア人材の約2割が積極的に働くことを望んでいますが、十分な支援が行き届いていないことが課題です。プロ人材機構では、このアクティブ層のシニアが活躍の機会を得られるよう、自社でも10人以上のシニアを積極的に活かしながら市場を広げていくことを目指しています。
また、同社は設立当初から多世代経営チームを重視しており、今回の新体制によってさらなる安心感と信頼を持たせることで、持続可能なスタートアップモデルの確立を目指していくとのことです。
代表コメント
高橋氏は、「シニアビジネスは必要とされながらも、ビジネスとして確立されていないという声があるが、確信を持ってこの領域のポテンシャルを信じる」と話します。年齢や経歴に関わらず、ラベルを超えた新たな価値の創造を目指し、「一緒に旅をしたい」と思える仲間と共に成長していく決意を示しました。
結論
プロ人材機構は、「特例」としてではなく「戦略的な選択肢」としてシニア人材の活躍を定着させ、その知見を次世代に承継する市場作りを進めていくことで、社会全体の知見を豊かにしていくことを目指しています。今後の成長と展望にぜひご注目ください。