EIZOの新製品が監視・セキュリティ市場を強化
EIZO株式会社は、監視・セキュリティ市場に特化した最新の製品を発表しました。この度、新しく発売された27型のIPモニター「DuraVision FDF2731W-IP」と、関連する「DuraVision DX0231-IP」デコーディングボックスは、いずれも高い利便性を持ち合わせています。
製品概要
「DuraVision FDF2731W-IP」は、ネットワーク経由で複数のIPカメラを直接接続し、PC不要でリアルタイムに映像を表示できる新型モニターです。このモデルは、現行の「DuraVision FDF2712W-IP」をリニューアルした後継機であり、音声再生機能も新たに追加され、より状況の把握がしやすくなっています。
一方で「DuraVision DX0231-IP」は、同様のデコード性能を備えたデコーディングボックスで、場所や用途に応じて柔軟に表示モニターを選択できます。これにより、効率的な監視体制の構築が可能となります。
新機能のポイント
ユーザーの利便性を考慮した新機能として、IPカメラからの音声再生ができるようになった点が挙げられます。OPUSやG711などの様々なコーデックに対応しており、特にDX0231-IPはスピーカーを内蔵したモニターや外部スピーカーを接続することが可能です。
さらに、リモコンを使って特定のネットワーク機器にアクションを設定できる新しい機能も魅力的で、リモコンのボタンに3つまでアクションを割り当てられます。これにより、例えばドアのロック解除も簡単に行えるようになります。
環境への配慮
EIZOは環境への配慮も推進しており、「DuraVision FDF2731W-IP」では、外装素材に再生プラスチックを85%使用するなど、持続可能な製品作りに取り組んでいます。梱包材も環境に優しい再生紙素材を採用し、企業の社会的責任を果たす姿勢が伺えます。
高い互換性と柔軟性
今回の新製品は、最大32台のカメラ映像を同時表示でき、48台までのカメラ登録が可能です。また、PanasonicやAXISなどといった300以上のIPカメラに対応しています。さらに、HDMI出力端子が2系統装備されており、4K映像信号にも対応しているため、高解像度の映像を二画面同時に表示させることも可能です。
まとめ
EIZOの新しい「DuraVision FDF2731W-IP」および「DuraVision DX0231-IP」は、利便性の向上と环保への配慮を融合させた製品となっています。これからも監視・セキュリティ市場において、EIZOは効率的かつ効果的なソリューションを提供し続けていく所存です。