ワーケーションの魅力
2022-03-24 14:00:08

新しいワーケーションの可能性を探るモニターツアー in 那須・軽井沢

最近、テレワークの普及やウェルビーイングの観点から、「ワーケーション」や「ブレジャー」といった新しい旅のスタイルが注目を集めています。この流れに乗り、3月に那須と軽井沢で開催されたモニターツアーには、首都圏に住む一般参加者たちが集まりました。コロナ禍の影響で制約の多い昨今において、参加者はそれぞれ新たな働き方や地域への理解を深める貴重な機会となりました。

モニターツアーは、那須での2日間(3月7日〜8日)と軽井沢での2日間(3月3日〜4日)で実施され、各地の自然環境を活かした快適なテレワーク環境が整えられました。特に新幹線を利用した移動中は「新幹線オフィス」として快適な仕事場が提供され、参加者はスマートに仕事をしながら移動することができました。現地では、ビジネスの講演や地域についてのワークショップも行われ、地域住民との交流を通じて地域課題の理解を深める場にもなりました。

参加者は、初めてのワーケーション体験を通じて多様な感想を抱きました。30代の女性参加者からは、「自然の中でのリモートワークは、思いの外充実した時間となり、感動的だった」との声が寄せられました。また、20代のサービス業従事者は「もっと日本の地方に貢献したい」と述べ、参加者全体が地域への興味と関わりを深めたことが印象的でした。

さらに、ワークショップでは、地域の魅力を引き出し、新たなビジネスチャンスを見つけるためのアイディアが飛び交い、参加者同士のネットワーキングも計画されていました。40代の男性参加者は「軽井沢の洗練された雰囲気に感銘を受け、この地の魅力を活かしたコンテンツ作りに関与したい」と熱意を見せました。また、那須を愛する30代の別の参加者は地域の人々と交流したことで、地元への貢献を考えるようになったといいます。

観光庁では、こうした新たな旅のスタイルを推進しており、従来の旅行の形を超えた、ダイナミックな体験を提供しています。従来の旅行は特定の時期に集中しがちですが、分散型の働き方をもたらすことによって新たなアプローチが生まれることが期待されています。このモニターツアーはその一環であり、参加者たちは仕事をしながら得られる新たな視点や、人脈を築く過程において、それぞれの可能性を広げたことでしょう。

実施されたプログラム内容には、地域の課題解決を目指した講演や、地元の特産品を利用した体験プログラムが盛り込まれており、参加者は自然環境とともに、働き方の未来を見つけ出すことができました。YouTubeでもツアーの様子が公開されているので、具体的な趣旨や雰囲気を知ることが可能です。

このモニターツアーを通じて、参加者たちの多様な経験や感想は、今後の働き方や地域との関わり方において新たなニュースタイルの形成に繋がるでしょう。これからの旅行や仕事のスタイルを見直す良い機会となったのではないでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社ジェイアール東日本企画(「新たな旅のスタイル」事務局)
住所
東京都渋谷区恵比寿南1-5-5
電話番号

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