シャオミ・ジャパンは、日本国内向けに販売している一部機種に対し、新OS「Xiaomi HyperOS」のアップデートを開始したことを発表しました。
対象機種はXiaomi 11T Proで、本日2024年7月11日から一部ユーザーを対象にアップデートが開始され、順次対象ユーザーを拡大していく予定です。
Xiaomi HyperOSは、スマートフォン、タブレットだけでなく、「Human x Car x Home」というスマートエコシステム全体を対象に設計された新しいオペレーティングシステムです。あらゆるデバイスを単一のシステムフレームワークに統合し、一貫性のあるユーザー体験とシームレスな接続を実現することを目指しています。
Xiaomi HyperOSの主な特徴
Xiaomi HyperOSは、Android™ベースのOSであり、Android™との互換性も維持されています。主な特徴は以下のとおりです。
1. パフォーマンスの最適化
- - さまざまなハードウェアの性能を最適化することで、最大のパフォーマンスを引き出し、効率性を向上させます。
- - システムファームウェアの占有率が大幅に削減され、ストレージの読み込み速度の低下も抑制されます。
- - タスクの平均処理時間を14%削減、クリティカルタスクの待機時間を72時間削減するなど、大幅なパフォーマンス向上を実現しています。
2. UIグラフィックの進化
- - 複雑なレンダリング表現を可能にする強力なヴィジュアルレンダリング性能を備えています。
- - スマートフォンやタブレットなど、さまざまなディスプレイに対応しています。
- - 新しいウィンドウコントローラーにより、ウィンドウの形状を簡単に切り替えられます。
- - 分割画面ウィンドウは個別に開閉可能で、Workstationでの大画面での作業効率を最大限に引き出します。
3. セキュリティの強化
- - エンドトゥエンドのセキュリティを確保し、包括的なハードウェアレベルの保護を備えています。
- - コネクテッド時代における安全なプライバシーフレームワークを提供します。
Xiaomi HyperOSへのアップデートについて
Xiaomi 11T ProのXiaomi HyperOSはAndroid™14ベースになります。アップデートの詳細については、Xiaomi Japanの公式ウェブサイトをご確認ください。
シャオミ・ジャパンについて
シャオミ・ジャパンは、2019年12月に日本市場に参入し、スマートフォン、ウェアラブル製品、スマートホーム製品など、幅広い製品を販売しています。グローバルでの製品力に加え、日本のユーザーニーズに合わせたローカライズを積極的に推進しています。
Xiaomiについて
Xiaomi Corporationは、2010年4月に設立された、スマートフォン、スマートハードウェア、IoTプラットフォームを核とする企業です。世界中のユーザーに革新的なテクノロジーを通じてより良い生活を提供することを目指しています。
まとめ
Xiaomi HyperOSは、デバイスの統合性、パフォーマンス、セキュリティを向上させた、革新的なオペレーティングシステムです。今後、Xiaomi HyperOSが搭載されたデバイスが続々と登場する予定です。