潮冷熱の成長戦略
2021-11-08 11:15:04
潮冷熱、インフォアのERP導入でビジネス成長を加速
潮冷熱、インフォアのERP導入でビジネス成長を加速
潮冷熱株式会社がインフォアのERPソリューション「Infor SyteLine」を導入し、業務の効率化と顧客体験の向上を実現しました。この取り組みは同社のビジネス成長にどのように寄与するのでしょうか。
業界特化型クラウドソフトの選定
潮冷熱は1977年に設立され、船舶向けの冷却機器やエレベータの製造・販売を行っています。これまで国内トップシェアを誇る同社は、データの一元化と業務プロセスの効率化を図るために、インフォアのERPを選ぶこととなりました。具体的には、500以上のエクセル管理情報や多様なソフトウェアを一元化するプラットフォームが必要不可欠だったのです。
選ばれた「Infor SyteLine」は、組立製造業に特化した実績があるため、柔軟性の高さや他システムとの連携が容易であることが魅力でした。今回の導入プロジェクトは、インフォアのパートナーである株式会社リアルソフトが支援し、わずか3か月で完了しました。
導入の具体的な効果
2021年6月から稼働を開始したInfor SyteLineは、潮冷熱のアフターサービス事業における修繕管理、顧客管理、販売管理を補完しています。導入以降、毎日約100件の修理業務がデジタル化され、人依存のプロセスが削減されました。
この結果、顧客対応が迅速化され、より能動的な提案が可能になったことで、アフターサービス事業の売上は大幅に増加しています。また、今後は2023年までに生産管理や購買管理、在庫管理、財務会計など、さらなる活用範囲の拡大が期待されています。
取締役のコメント
潮冷熱株式会社の取締役で、DXと人事総務、製造および修繕を担当する飯泉雅彦氏は、次のように語っています。「アフターサービス事業は、変化に柔軟に対応する必要があり、インフォアのERPがその助けになると考えています。このDX推進により、今後も企業の価値を高め、地域や世界に貢献していきたいです。」
潮冷熱の展望
潮冷熱は今後、データドリブンな経営への移行を加速させ、新しいビジネスモデルを構築していくことでしょう。業界特化型のERP導入は、その成功の鍵を握っています。グローバルに広がる市場での競争力を高めながら、潮冷熱はさらなる未来を見据えて進んでいきます。
このように、潮冷熱がインフォアのERPを導入したことで、業務の効率化だけでなく、顧客体験向上も実現しています。今後の動向からも目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
インフォアジャパン株式会社
- 住所
- 東京都千代田区有楽町1-1-3東京宝塚ビル16階
- 電話番号
-
03-4520-0700