みやき町に新たな写真販売サービスが導入されました
佐賀県みやき町商工会青年部は、株式会社ハッピースマイルが運営する写真販売プラットフォームサービス「みんなのおもいで.com」を新たに導入しました。契約締結日は2025年6月23日(月)で、早速その取り組みが始動します。
このプラットフォームは、住民たちが地域行事に参加し、その瞬間を写真として記録・共有することで、地域のつながりや文化の継承を促進します。特に、2025年7月15日(火)には、みやき町で行われた「子供神輿 綾部八幡神社旗上げ神事」に撮影した写真の展示販売が予定されています。
みんなのおもいで.comとは
「みんなのおもいで.com」は、団体側がプラットフォームを導入する際、負担となる費用が一切かかりません。利用者は会員登録などの手続きなしで、無料で写真を閲覧でき、希望する場合には購入も可能です。このシステムは、保育業界をはじめ、スポーツやエンターテインメント、高齢者福祉施設などさまざまな分野で活用され、導入団体数は8500団体に昇ります。
綾部八幡神社とその歴史的価値
綾部八幡神社の旗上げ神事は、古くから続く伝統行事で、神社の境内に掲げられた旗を通して天候や農作物の豊凶を占う重要な意味を持っており、2017年には佐賀県の重要無形民俗文化財に認定されました。2024年には文化庁からも無形の民俗文化財として指定される予定です。この神事の一環として行われる子供神輿は、地域の子どもたちにとって大切な夏の思い出づくりと、神社の伝統を次世代に繋ぐ役割を担っています。
住民のつながりを深める取り組み
このプラットフォームを通じて、地域住民が写真を共有し、参加した行事の様子を振り返ることができるため、地域文化の継承に加え、住民同士のつながりが深まることが期待されます。また、子どもたちの笑顔や地域イベントの盛り上がりを写真として残すことで、コミュニティ全体が活性化し、協力し合う姿勢が育まれていくでしょう。
「みんなのおもいで.com」の導入によって、地域の大切な思い出がより多くの人々に届くことを目指し、ハッピースマイルは今後も様々な取り組みを行っていくとしています。地域文化を支援しながら、住民の笑顔を増やすことが、このサービスの大きな目的です。
地域振興への期待
今後、みやき町商工会青年部とハッピースマイルは一緒に地域のイベントを盛り上げ、さらなる地域振興に寄与していくことが期待されます。人々が集まり、思い出を共有し、新たな物語を紡ぎ出す場を創出していくことが、このサービスの重要な役割といえるでしょう。地域の未来を、写真を通じて豊かに彩ることに寄与するこの取り組みは、今後も注目されることでしょう。