異業種連携イベント
2025-10-21 13:05:19

子どもたちの夢を育む異業種連携イベントが実施されました

子どもたちの夢を育む異業種連携イベントが実施されました



2025年10月8日、東京都江戸川区にあるNPO法人らいおんはーとの「365日子ども食堂 ぬくぬく」にて、川商フーズ株式会社との共催による特別イベントが開催されました。この取り組みは、子どもたちの体験格差を解消することを目的としており、当日は幼児から高校生までの約20名の子どもたちが参加し、川商フーズの主力商品であるノザキのコンビーフを用いた調理体験や、食品商社としての仕事紹介を通じて、「食べること」と「働くこと」の意義を楽しく学びました。

異業種コラボレーションの実現


NPO法人らいおんはーとは、すべての子どもたちに幸福な人生を提供するという理念の下、困難を抱える子どもたちに対して、単なる食事の提供にとどまらず、生活スキルや社会性を育む経験提供に力を入れています。最近ではボランティア活動や企業が提供する機会が少なく、多くの子どもたちが経済的な理由で体験にアクセスできない状況が深刻化しています。このイベントは、川商フーズが掲げる「おいしさ以上で、世界を満たす」というパーパスと、らいおんはーとの理念が融合し、子どもたちへ新たな視野を提供することを目的として実現しました。

鉄鋼業界紙の注目を集めた異色のタッグ


川商フーズはJFEホールディングスの傘下にあり、食品商社として日常的には触れることのない業種です。そのため、普段は食品関連の報道を行わない業界紙の記者が取材に来るなど、事件の新規性が評価される形となりました。記者たちは子どもたちの目の輝きや熱心な様子に驚き、企業とNPOの連携が社会的な課題に切り込む力を持っていることを実感しました。この取り組みは、慈善活動を超えた新たなモデルとして注目されることになりました。

ノザキのコンビーフで育む夢の体験


イベントは、川商フーズの社員が自身の会社や仕事について楽しく紹介することで始まりました。クイズ形式で子どもたちにも分かりやすく、興味を引く内容が提供されました。「ノザキのコンビーフはどこで作られているのか?」といった具体的で身近な質問を通じて、子どもたちが自然と耳を傾ける様子は印象的でした。また、再度のプレゼンテーションが行われ、参加した子どもたちは理解を深めていきました。子どもたちの声には、「ノザキのコンビーフなどの食材を運んでいる会社の仕組みがわかった!」という感想もあり、知識と興味の双方が広がっていく機会となりました。

調理体験で見えた子どもたちの成長


続いて、実際の調理体験が始まりました。川商フーズから提供されたコンビーフやポーク、フルーツ缶を使って贅沢な夕食を作ることになり、子どもたちは保護者と共に、楽しく調理に取り組みました。普段は安全上の理由から任せられないような作業にも挑戦し、協力しながら料理を楽しむ姿が見られました。特に、「人生最高のカレー」として提供されたカレーは、子どもたちにとって特別な思い出となったことでしょう。

食を通じた交流の深化


出来上がった料理は、川商フーズの社員と共に美味しくいただく時間へと繋がり、子どもたちは食事をしながら大人たちに興味を持った質問を投げかけていました。イベントを通じて、食べることへの興味だけでなく、働く大人としての姿を知ることができ、子どもたちは自身の将来についても考えるきっかけを得たようです。「商社の仕事を知りたい」との声もあり、将来を見据える時間となりました。

今後の展開に期待


この取り組みは単発のイベントにとどまらず、川商フーズとの定期的な連携が約束され、今後も魅力的な企画が計画されています。NPO法人らいおんはーとは子どもたちに多角的な支援を提供しており、具体的な体験を通じて自信を持たせる環境を整え、豊かな成長を支援することに全力を注いでいく所存です。イベントを通じて見出された子どもたちの笑顔が、未来への大きな希望となることを願います。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人 らいおんはーと
住所
江戸川区鹿骨2-33-11
電話番号
03-6310-1048

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