茨城県の水戸市と笠間市で行われる合同内覧会が、2024年10月12日(土)と13日(日)に開催されます。このイベントは、株式会社シシガミカンパニーが運営する「フォレンタ」による森林レンタルサービスを基にしています。このサービスは、地域住民が自ら里山を貸し出し、キャンプや森林浴を楽しむことを可能にするものです。
フォレンタが提供するキャンプエリアには、2つの場所があります。それは「水戸キャンプエリア」と「笠間キャンプエリア」です。どちらも都心から約90分の距離に位置し、自然の美しさを堪能できる魅力的な場所です。
水戸キャンプエリア
水戸市に位置するこのエリアは、自然に囲まれた400㎡から2,200㎡の広い区画を33区画用意しています。利用料金は44,000円から88,000円(税込)で、ゆったりとしたプライベート空間を楽しむことができます。
笠間キャンプエリア
笠間市のこのキャンプエリアは、400㎡から800㎡の区画を27区画持ち、利用料金は66,000円から99,000円(税込)です。静けさに包まれたエリアは、心の休まる場所としての役割を果たしています。
今回の合同内覧会では、両キャンプエリアを一度に内覧することが可能で、自分のスタイルに合った森林を見つけることができます。もし内覧会の日程が合わない場合でも、公式ウェブサイトから問い合わせが可能です。
里山再生の理念
日本では、経済成長期以前は多くの人々が里山を訪れ、薪や家畜の飼料を得ていました。しかし、生活の変化に伴い、里山への人の出入りが減少。これが、荒廃を招く一因となっています。フォレンタはそんな里山を再生し、里山再生への取り組みを進めています。利用者が定期的に訪れ、自らの手で環境を整えることで、放置されがちな里山の魅力を引き出します。
現在、フォレンタを利用しているキャンパーは45組にのぼり、その契約更新率は80%を超えています。この数値は、利用者がこのサービスに高い価値を見出している証拠です。
キャンプを楽しみながら、里山の生態系や景観を保全することに繋がるこの取組みは、森林が持つ潜在能力を引き出す新たな試みです。
公式ウェブサイト
詳しい情報や利用方法については、公式ウェブサイトをご覧ください。
フォレンタ公式サイト
合同内覧会は、自然とのふれあいだけでなく、新しい関係人口の創出や地域活性化にも大きく寄与することが期待されます。これからの日本の里山文化を育むために、参加者たちの参加を心からお待ちしています。