調査結果に基づくインサイドセールスの課題とその解決策
最近、株式会社PRIZMAが実施した「インサイドセールスの実態調査」において、インサイドセールス(以下、IS)の現状が浮き彫りとなりました。約1,000人の決裁者や管理職を対象に行ったこの調査から、IS部門が直面している主な2つの課題が明らかになりました。
1. データ活用不足
調査によると、IS活動においては「アンケート回答」が44.6%、「ウェビナーやセミナーの参加履歴」が40.2%と、架電優先順位を決定する際に着目されていることが示されました。商談成功に至るリードの特徴としても、「アンケート回答が明確」であることが36.1%、「ウェビナー等の参加履歴」が26.5%と、データの重要性を認識している人が多いことが分かります。
しかしながら、実際には大多数の責任者が「必要な情報が不足している」と感じており、架電時には「アンケート情報をうまく活用できていない」との声も挙がっています。これは、情報を商談化する上での無駄な時間とリソースの消費につながっているのです。データ活用が部分的にしか実行されていない現状が浮き彫りになりました。
2. プロセスの属人化
次に、ISプロセスの属人化についても、調査結果では「リード優先順位のつけ方」が43.1%で最も多く、次いで「ホット/コールド判断の基準」が33.7%と、主観的な判断によるものが多いことが示されました。ここでは、本来データに基づいて誰もが判断できるはずのプロセスが、各担当者の経験や直感に依存していることが浮き彫りとなります。この属人化は、再現性のある商談創出を妨げている要因となっています。
課題解決への道筋
この調査を経て、調査対象者が「改善が必要」と考えている点が明らかになりました。具体的には以下の3点が上位に挙げられています。
- - 失注リードへの再アプローチなど、継続的なフォロー体制の整備(36.7%)
- - 属人化防止のためのスクリプトの標準化やナレッジの共有(33.6%)
- - リード優先順位設計や商談の定義などの見直し(31.3%)
これらの結果は、多くの企業が「プロセスの仕組み化」と「再現性の確保」に強いニーズを持っていることを示しています。
ウェビナーによる具体的な問題解決
この調査を受け、Bizibl Technologiesはインサイドセールスの課題解決に向けた6つのウェビナーを無料で提供します。各ウェビナーは、スキルアップや業務効率化のための具体的なヒントを得ることができる機会です。ウェビナーの詳細は以下の通りです:
- - 9月03日(水):「商談数をもっと増やす!ウェビナー×ISの連携、会話、データ活用術」
- - 9月11日(木):「マーケティングとISが“同じ地図”を見るとき──相談会活用による商談化率向上」
- - 9月16日(火):「インサイドセールスと連携したウェビナー申し込み者増の秘策とは?」
- - 9月18日(木):「ウェビナー後、商談化の分岐点──個別化設計と差別化戦略」
- - 9月25日(木):「テンプレでは動かない。決裁者が動く1to1メッセージ設計術」
- - 9月30日(火):「ウェビナー×IS “最速対応”と“失注資産化”で成果をつくるウェビナー活用法」
それぞれのウェビナーを通じて、IS業務のプロセスを最適化し、新たなビジネス機会を生み出すための知識やスキルが得られることでしょう。
ビジブルテクノロジーズについて
また、当社が提供するウェビナーマーケティングSaaS「Bizibl」では、ウェビナー業務の一元化と自動化を実現することで、企業の工数を削減し、アーカイブやデータ活用によって結果を最大化します。マーケティング利用に特化した独自のツールを開発し、企業のニーズに応じたウェビナー企画や運用支援を行っています。詳細は
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