生成AIを活用したGROWI AIの新機能
株式会社GROWIが、2024年11月1日より提供を開始する新たな生成AI機能『GROWI AI』は、社内情報の活用効率を劇的に向上させることを目指しています。特に、社内ナレッジ検索機能を強化した「ナレッジアシスタント(ベータ版)」を含むこの機能群は、企業の競争力を支える重要な要素となるでしょう。
GROWI AIの概要
企業における生成AIの活用は、今や当たり前になりつつあります。特に、情報の蓄積とその活用方法が企業の競争力の源泉となっている現在、GROWI AIは、新しい時代の社内知識管理ツールとしての役割を果たします。GROWIのオープンソース版でも既に利用可能ですが、GROWI.cloudプラットフォームでの新プランを通じて、よりシームレスな体験を提供します。
GROWI AIは、OpenAI APIとの連携により、社内でのナレッジをAIが自動的に参照できる環境を整えています。これにより、日々の業務の中で蓄積される知見を簡便に活用することができるのです。
ナレッジアシスタントの利点
1.
チャット形式での情報提供
勤務先に蓄積された情報を基に、自然な対話形式で必要な情報を取得できます。これまで業務にかかっていた情報収集工数を大幅に削減できます。
2.
効率的な情報検索
複数のページにわたる情報も一元的に集約し、自動的に回答が生成されるため、必要な情報を簡単に得ることができます。
3.
セキュリティへの配慮
利用初期段階では、パブリック設定のページの情報のみを学習対象としているため、情報セキュリティを確保しながら機能を利用することができます。
導入と設定方法
GROWI AIを導入する場合、OpenAIのAPIキーが必要です。GROWI.cloudの適用プランを選択すれば、簡単にAPIキーの取得が可能です。詳細についてはGROWI.cloudのヘルプページを参照することをお勧めします。
今後の展開
2025年2月には、更に高度なGROWI AI機能の提供が計画されています。カスタマイズ可能なアシスタントを作成したり、特定ページを参照範囲にしたりする機能が含まれ、高度なニーズにも応える內容が期待されています。
GROWIについて
GROWIは、Markdown形式で記事作成が可能な情報管理システムです。オープンソースソフトウェアとしての特性を活かし、個人から企業まで幅広い層に利用されています。特に、法人向けのクラウド版であるGROWI.cloudは、使いやすさを追求しており、大規模なSIerから教育機関まで、様々な組織での導入が進んでいます。
会社情報
株式会社GROWI(東京都新宿区)は、オープンソースのGROWIを開発したWESEEKグループの一員として、2024年7月に事業を承継しました。彼らは、生成AI技術を駆使したデジタルトランスフォーメーションの支援にも取り組んでいます。
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会社概要
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