CLACKとJICAの連携
2025-04-08 14:20:18

CLACKとJICAが手を結び中高生向け国際理解教育を推進

CLACKとJICAが連携し新たな教育機会を提供



認定NPO法人CLACKは、経済的・社会的困難を抱える中高生を支援するため、独立行政法人国際協力機構(JICA)と連携覚書を締結しました。この覚書により、CLACKが実施する「Tech Runway」プログラムを通じて、学生たちに国際理解や開発教育を推進する機会を提供します。

「Tech Runway」は、困難を抱える高校生に対し、デジタル教育とキャリア教育を完全無償で行うプログラムです。この取り組みでは、IT企業の見学や現役の社員との交流を通じて、高校卒業後の進路を考えるきっかけを作っています。

今回のJICAとの連携により、「Tech Runway」に参加する生徒たちは、JICA海外協力隊や海外からの研修員との交流を経験することができ、具体的な開発途上国の現状やIT活用の事例を学び、視野を広げられる機会となります。

理事長 平井大輝の思い



CLACKの理事長である平井大輝氏は、JICA地球ひろばを訪れた際の体験から、教育の重要性を強調しました。「百聞は一見にしかず」という言葉の通り、実際の現場から耳にする情報は、教科書を読むだけでは得られないものがあります。彼は、自身がバックパッカーとして訪問した国々の現状を知り、改めてそれらの国々に親しみを感じられる貴重な機会となったと語っています。

平井氏はさらに、異文化に触れることでキャリアを考えることの重要性を訴えています。「まずは地球ひろばで体験し、各国の料理を楽しみ、協力隊の方々から話を聞くことから始めるのが良いと思います」と述べ、中高生たちに多様なキャリアの選択肢を広げる取り組みを続ける意向を示しました。

JICA広報部長 川淵貴代氏のコメント



JICAの広報部長である川淵貴代氏も、CLACKとの連携に大きな期待を寄せています。「この覚書がTech Runwayの中高生たちにとって、世界を身近に感じ、キャリア選択の幅を広げるきっかけになることを嬉しく思います」とコメントし、今後の展望を示しました。

JICAとCLACKの活動概要



JICAは日本の政府開発援助を一元的に行う実施機関であり、開発途上国が抱えるさまざまな課題に対して技術協力や資金協力などを行っています。公式サイトでは、その詳細な活動内容を紹介しています。

一方、CLACKは「生まれ育った環境に関係なく、子どもが希望を持てる社会」を目指し、大阪や東京を拠点に活動しています。彼らは中高生の自走を支援するために、デジタル教育やキャリア教育、居場所提供などを通じた伴走支援を行っており、最近では企業からの寄贈PCを使用したプログラミング体験会も人気を集めています。

この両者の連携は、困難を抱える中高生たちに新たな教育の機会を提供するだけでなく、国際理解を深める重要なステップとなるでしょう。今後もこの連携を通じて、多くの生徒が新たな視点を持ち、未来のキャリアを切り開くことが期待されています。


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会社情報

会社名
認定NPO法人CLACK
住所
大阪府大阪市淀川区十三東4丁目1−5 よどがわベース2階
電話番号

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