aiESG、三井物産からの支援を受け社会貢献の道へ
福岡市博多区に本拠を置く株式会社aiESG(アイエスジー)は、三井物産が実施する社会貢献活動の一環である「三井物産共創基金」に選ばれたことを発表しました。この採択を通じて、aiESGはサステナビリティ評価におけるAI技術の活用を目指し、企業の環境・社会・ガバナンス(ESG)に対する評価システムの構築を目指しています。
三井物産共創基金の概要
「三井物産共創基金」は、三井物産が多様な社会課題に取り組むために設立されたもので、ソーシャルスタートアップやNPO、研究者などが持つ問題解決のアイデアに対して助成を行うものです。この取り組みは、三井物産の社員がイシューファインダーとしての役割を果たし、共創を通じて社会課題を解決することを目指しています。
採択されたESG評価モデルについて
aiESGが採択されたプロジェクト「AI技術で世界標準のESG評価モデルを確立する挑戦」では、企業活動に伴う環境や人権への影響を評価し、課題解決へとつなげることを目指しています。具体的には、国際機関が公開する公的なデータベースや衛星データを用い、独自に開発したAIモデルを使用して企業の活動がもたらすリスクを可視化する取り組みです。
このプロジェクトでは、特に国際的な枠組みに沿ったESG評価が可能なシステムの構築を進め、投資家が企業のESG対応を適切に評価できる環境を整備することが目標とされています。
助成金額は99,547,500円であり、代表取締役の馬奈木俊介氏がプロジェクトのリーダーを担っています。解決を目指す社会課題には、環境破壊や人権侵害、貧困などが含まれています。
三井物産の強力なサポート
aiESGは、三井物産が持つグローバルネットワークを活用し、国内外の現場データを収集することが可能となります。このネットワークによって、大学や研究機関では取得が難しい現場情報の取得や、実際のビジネスシーンで役立つロジックの開発が加速するでしょう。
aiESGは、現場の知見をもとにしたシステム構築を推進し、企業のESG情報開示を支援するプラットフォームの確立に向けて邁進します。持続可能な社会の実現に向けた取り組みは、これからも続いていくことでしょう。
aiESGについて
株式会社aiESGは、福岡市博多区に本社を置くスタートアップ企業で、製品やサービスレベルにおけるESG分析を通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。国際的なESG研究の成果を基に、サプライチェーン全体を遡ったESG評価プラットフォームを提供し、様々な支援サービスを展開しています。
会社概要は以下の通りです。
- - 会社名: 株式会社aiESG
- - 所在地: 福岡市博多区博多駅前 1-15-20 NMF博多駅前ビル 2階
- - 代表取締役: 馬奈木 俊介
- - 設立: 2022年7月
公式サイト
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