レバテック株式会社は、大分県と連携して「おおいたIT移住プロジェクト」への協力を開始することを発表しました。これは、近年の多様な働き方の広まりと、IT人材の地方移住の関心の高まりを背景にした重要な取り組みです。
現在の背景
近年、IT業界においてリモートワークが普及し、特に大都市圏に住むIT人材が地方移住に関心を示すようになっています。2025年1月に行われたレバテックの調査によると、東京圏に住む約4割のIT人材が、「地方に移住することに非常に関心がある(12.1%)」または「やや関心がある(28.9%)」と回答しています。特に、約5割がリモートワークの普及によって、住む場所にこだわる必要がなくなったと感じていることがわかります。
このような中、大分県は過去5年間連続で外からの移住者数が増加しており、魅力的な移住先として注目を集めています。そこで、レバテックは大分県との連携を決定し、ITエンジニアを目指す人々をサポートする取り組みとしてこのプロジェクトに参加しました。
「おおいたIT移住プロジェクト」とは?
このプロジェクトは、OITA CREATIVE ACADEMYによって運営されており、大分県に移住したい方々に対して、IT企業への就職やフリーランス起業のためのプログラミング技術習得を支援する無償のプログラムを提供しています。
主な支援内容
1.
事前オンライン説明会の実施
OITA CREATIVE ACADEMYとの合同で説明会を開催し、プログラムの詳細や説明を行う予定です。レバテックでは、卒業後のキャリア形成についても情報を提供します。ここで、フリーランスの働き方や市場のトレンドについて説明が行われます。
2.
フリーランス案件の紹介
プログラムを卒業した後、フリーランスとして働くことを希望する方には専任のキャリアアドバイザーが案件の獲得支援を行います。また、レバテックを通じて獲得した案件に参画する際は、コワーキングスペースの利用が可能であり、作業環境にも配慮されたサポートが用意されています。
オンライン説明会の日程
- - 9月12日(金)19:00〜 (締切:同日12:00)
- - 9月14日(日)13:00〜 (締切:同日18:00)
- - 9月16日(火)19:00〜 (締切:同日12:00)
この説明会はオンラインでの開催となり、参加費は無料です。大分県への移住に興味がある方や、IT企業での就職、フリーランスとしての働き方に興味がある方が対象となっています。
関係者からのコメント
大分県の浅利様は、「県ではプログラミングやWebデザインを学ぶプログラムを提供しており、未経験者の方にも対応したカリキュラムが整っています。このプロジェクトを通じて、移住者が抱える不安を解消し、手厚いサポートでITスキルを身につける機会を提供していることが重要です」と語りました。また、OITA CREATIVE ACADEMYの勝河様は、「ITを通じて地域を豊かにする取り組みを行っています。移住者が安心して新生活を始められるよう、ご支援を続けて行きたい」と述べました。
レバテックの田中様も本プロジェクトに期待を寄せており、「レバテックがこれまで培ってきたノウハウを活かし、移住後の生活サポートやコミュニティ形成支援を行う予定です。この取り組みがモデルケースとなり、全国へと広がることを願っています」とコメントしています。
最後に
「おおいたIT移住プロジェクト」は、ITスキルを学びながら新たな生活の地を見つけるための素晴らしい機会です。このプロジェクトを通じて、未経験からIT業界へ足を踏み入れたい方々にとって、新しい一歩を踏み出すチャンスとなることでしょう。詳しい情報や参加申し込みは、専用サイトをご覧ください。