秋田駅ビルで子どもたちの未来を創るデジタル探求イベント開催

秋田駅ビルで開催される新しい未来づくりのイベント

秋田駅から始まるプロジェクト「SOZOWフェス Akita 2025 Summer」が、2025年の夏に秋田駅ビル「アルス」にて開催されることが発表されました。このイベントは、JR東日本スタートアップ株式会社が主催し、採択企業であるSOZOW株式会社と共に共創する形で実施されます。イベントのテーマは「体験と学びの越境」。駅を中心に子どもたちの創造力を引き出し、地域探究のネットワークを構築する新たなプロジェクトとなります。

イベントの詳細

2025年7月19日（土）から8月6日（水）までの期間、秋田駅ビルの地下1階にて行われ、未就学児や小学生、その家族を対象にした楽しいプログラムが提供されます。入場料は、2025年6月20日から販売予定で、前売券と当日券が用意されます。

イベントのコンセプトは「デジタルのおまつり」であり、子どもが主役となってマインクラフトやAI、映像制作、ロボットなど多様なテクノロジーを活用した創造的なアクティビティが展開されます。また、子どもたちが地域とのつながりを体感できる探究プログラムが用意され、独自の通貨を使った経済活動も体験できる仕組みが導入される予定です。

公式サイトにはイベントの詳細情報が随時更新される予定で、興味のある方はぜひチェックしてみてください。公式サイトはこちら

今後の展開とビジョン

このプロジェクトは、全国の子どもたちを対象にしたオンラインの探究プログラムを展開するSOZOWと、地域を結ぶ駅や駅ビルのハブ機能を持つJR東日本グループの協力によって実現します。最終的には「旅するキッズパーク」という名の新たな学びのプラットフォームの創造を目指します。

この取り組みにより、複数の駅に設置された「キッズパーク」がリアルとデジタルの融合を促進し、地域を訪れるための旅の魅力を増すことが期待されています。

- キッズパーク：出張移動型ポップアップイベントを駅ビルで今夏開催し、一部拠点での常設化も計画中。
- タビ（旅）：各地域でのサマーキャンプを通じてリアルなつながりから学びを提供。
- ワークショップ：オンラインとオフラインを融合させた距離を超えた学びの場。

さらに、夏休み期間中には「つくる・みせる・あそぶ「あきたまちのえき夏」」が同時開催され、東京藝術大学とJR東日本との共創で体験ブースや作品展示が行われます。入場無料となっており、多種多様な体験が用意されているため、親子で楽しむことができます。

JR東日本とSOZOWの取り組み

JR東日本スタートアッププログラムは、駅や鉄道関連の新しいビジネスを提案し、支援する取り組みです。過去には147件の提案が成功し、経済産業大臣賞を受賞した実績もあります。SOZOW株式会社は、全国2万人以上の子どもたちに対しエデュテイメント型の学びを提供し、デジタルスキルとともに非認知スキルや自己肯定感を育むプログラムを展開しています。

この秋田駅ビルでのイニシアチブは、地域と子どもたちが時空を越えてつながる新たな学びのモデルを示すものとなるでしょう。未来を担う子どもたちにとって、地域との結びつきを強化する貴重な機会として注目です。