新たな機能を搭載した「ProVoXT」
株式会社アドバンスト・メディアが提供するクラウド型文字起こしサービス「ProVoXT」が、8月24日にバージョンアップを遂げました。新機能の追加により、より多様なニーズに応えられるようになっています。特に、リアルタイム認識機能の実装により、会議やインタビューの際にその場で音声を文字化することが可能になりました。これにより、録音の手間なく、その場の議事録を効率的に作成できます。
リアルタイム認識機能について
「ProVoXT」は、リアルタイムで音声をテキスト化する機能を新たに搭載しました。これにより、オンライン会議やインタビューの瞬間を逃すことなく、即時に文字起こしが可能となります。ユーザーは使いやすいホーム画面からすぐに認識を開始でき、編集もリアルタイムで行えるため、会議の進行を妨げることもありません。
また、発言を編集した際には「編集確定チェック」を入れることができ、編集段階を明確に把握できます。この機能により、簡易的な議事録の作成がよりスムーズに行えるようになります。
さらに、音声を解析して話者を自動的に識別し、番号を振る機能も搭載されています。これにより、会議参加者の名前を容易に設定できます。特に、複数の意見が飛び交う会議ではこの機能が大活躍するでしょう。
音声認識エンジンと単語登録機能
「ProVoXT」では、専門分野に特化した音声認識エンジンも追加されており、使用するエンジンを選択することで認識率を向上させることができます。「汎用」「会議」「議会」「医療」「建設」「英語」など多彩なエンジンが利用可能で、追加料金も不要です。また、よく使う用語を単語登録することで、特定の専門用語や社内用語の認識精度も向上します。
編集画面の改善
新たにリニューアルされたWeb編集画面(文字起こしエディタ)は、UIが見直され、より読みやすく、使いやすくなりました。特に、発話者の一括編集機能が追加されたことで、発言ごとに発話者を手動で入力する煩わしさが解消されました。
文字起こしの検索機能
ユーザーは作成された文字起こしを「作成日時」「最終更新日時」「認識方法」や「キーワード」で簡単に検索・フィルタリングできるようになり、必要な情報に迅速にアクセスできます。
柔軟な契約プラン
利用量が多い月には自動的に契約プランを変更できる機能も新設され、利用者は契約変更の手間を省くことができ、より柔軟にサービスを利用できます。
「ProVoXT」は、自治体から企業まで、幅広い業種で利用されており、音声ファイル認識とリアルタイム認識の両方に対応しています。
このように、業務のスピード化、負担の軽減、コスト削減にも寄与し、多くのユーザーの効率的な文字起こし業務を支えています。
さらに、「VoXT One」プラットフォームでは、議事録作成に特化した多様なソリューションを一元化して提供しており、スタンドアローン型の「ScribeAssist」とクラウド型の「ProVoXT」など、様々なシーンで活用できます。
「ProVoXT」の機能強化により、ますます多用途に利用されていくことでしょう。詳しい情報は公式ウェブサイトをチェックしてみてください。