ヘルプマーク普及啓発活動
2014-12-11 14:01:10
FC東京×東京都 共同啓発活動でヘルプマーク認知度向上へ!3万人超が理解を示す
FC東京と東京都の連携でヘルプマーク普及へ!
12月6日、FC東京のJ1リーグ最終節が行われた味の素スタジアムで、東京都のヘルプマーク普及推進プログラムの一環として大規模な啓発活動が展開されました。
この活動は、多くの人が集まるスタジアムという環境を最大限に活用することで、ヘルプマークの認知度向上を目指したものです。試合当日は3万人を超える観客がスタジアムを訪れ、その多くがヘルプマークに関する情報に触れる機会を得ました。
スタジアム内外での多角的な啓発活動
スタジアムの外では、ヘルプマークについて説明したチラシやカレンダーなどを配布する特別ブースが設置されました。スタジアム内では、大型ビジョンを用いてヘルプマーク啓発動画を放映。試合前とハーフタイムに放映されたこの動画は、ヘルプマークの意味や、それを必要とする人々の思いを分かりやすく伝える内容でした。さらに、当日のマッチデープログラムにもヘルプマークに関する広告が掲載されました。これらの多角的なアプローチにより、多くの観客がヘルプマークについて理解を深めることができました。
東京都とFC東京の協働
今回の連携は、東京都が「もっと住みよい東京づくり」に積極的に取り組むFC東京に働きかけた結果実現しました。FC東京は東京都のヘルプマーク普及推進活動の趣旨に賛同し、今回の活動に全面的に協力しました。これは、スポーツクラブが地域社会貢献に積極的に取り組む好事例と言えます。
ヘルプマーク啓発動画について
啓発動画では、ヘルプマークが必要な人々の状況や、周囲の人々がどのように対応すれば良いのかを具体的に示すことで、より深い理解を促す内容となっています。東京という大都市で、日々多くの人が行き交う公共空間での「気づき」を促すストーリー展開は、未来への希望を感じさせるものでした。
今後の展望
東京都は、今回の活動を通して得られた成果を踏まえ、今後もヘルプマークの認知度向上と普及推進に力を入れていきます。企業や団体への働きかけを強化し、より多くの人がヘルプマークを活用できる社会を目指していくとしています。
ヘルプマークの概要
ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分かりにくい方が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせるためのマークです。周囲の理解と協力を得ることで、援助が必要な方がより安心して日常生活を送れる社会の実現を目指しています。デザインは、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の協力を得て作成されました。
まとめ
FC東京と東京都による今回の大規模な啓発活動は、ヘルプマークの認知度向上に大きく貢献しました。スポーツイベントという枠を超えた社会貢献活動は、多くの人々に感動と共感を与え、インクルーシブな社会の実現に向けた大きな一歩となりました。今後、この取り組みがさらに広がり、より多くの人の理解と協力を得ていくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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ヘルプマークサポート事務局
- 住所
- 東京都港区赤坂4-15-1赤坂ガーデンシティ18F
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