コレタス吉祥寺Ⅱの魅力
2024-11-11 10:27:52

新築商業ビル「コレタス吉祥寺Ⅱ」の魅力と開発秘話に迫る

新築商業ビル「コレタス吉祥寺Ⅱ」の魅力と、その開発の舞台裏



2024年度のグッドデザイン賞を受賞した「コレタス吉祥寺Ⅱ」。この商業ビルは、駅近の30坪という限られた土地で、どのようにして高い価値を生み出したのでしょうか。今回は、その開発秘話からデザインの特徴まで、詳しくご紹介します。

魅力あふれる立地


「コレタス吉祥寺Ⅱ」は、吉祥寺公園通りに立地し、周囲には商店街や緑豊かな公園があります。この場所の特性を最大限に活かし、テナントビルとしての新たな価値を創造しました。
例えば、広々としたテラスがランダムに配置されており、そこを通る人々がその活動を目にすることで、街の賑わいを感じられるのです。この設計により、利用者だけでなく、通行人も自然と建物に関心を持つようになります。

コンセプトの誕生


コレタス吉祥寺Ⅱの企画が始まる前から、開発チームは吉祥寺という街の魅力を生かすことを重視していました。画一的なデザインを避け、地域に根付いた、活気のある商業ビルを目指しました。しかし、奇抜な外装ではなく、街と調和したものを意識するという点にも注意を払い、慎重にコンセプトを固めていきました。

開発プロセス


外観のデザインは、株式会社SALHAUSが担当しており、初期段階から何度も模型を作り直しました。この過程で開発チーム、設計、施工の三者が緊密にコミュニケーションを取り、互いの意見を尊重し合いながら形にしていったのです。
特に、外観デザインの解釈は興味深く、吉祥寺全体を反映させるという意見や、地元の「ハーモニカ横丁」をイメージさせるという声もありました。

デザインへのこだわり


「コレタス吉祥寺Ⅱ」は外観だけでなく、室内の設備にもこだわりが詰まっています。例えば、照明スイッチやトイレの鏡など、細部にまで工夫を凝らしました。特に照明は、夜に歩道から見上げた際の雰囲気を何度も確認し、慎重に選定されています。館銘板のデザインも建物と同じ形にし、統一感を持たせました。

開発中の挑戦


施工段階では、事前の計画が緻密であったため、大きな問題は発生しませんでした。しかし、近隣への配慮は非常に重要でした。吉祥寺通り沿いには個人の住宅や大型商業施設が立ち並び、すべてが「近隣」と見なされるため、特に丁寧な配慮が求められました。作業中は交通を封鎖できないため、夜間工事を行う必要がありましたが、施工の青木工務店が協力してくれました。

受賞の喜びと今後の展望


グッドデザイン賞を受賞したことに対して、関係者は「吉祥寺の魅力を活かしたコンセプト、外観デザイン、商業的価値が高く評価されて嬉しい」とし、設計・施工チームの協力も感謝しました。
今後は、街の人々に印象に残る建物を提供し、長く愛される施設を目指していくとのこと。また、全国各地で魅力的な土地を探し、新たなビル開発に取り組む意欲を示しています。

まとめ


「コレタス吉祥寺Ⅱ」は、吉祥寺の新たなランドマークとして生まれ変わりました。開発の舞台裏には、地域の魅力や人々の多様性を大切にした思いが詰まっており、今後も活躍が期待されます。地域に根付いた魅力あるビルの開発は、街全体の活性化に繋がると、私たちも期待を寄せています。


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会社情報

会社名
株式会社トラスト・ファイブ
住所
一番町13番地3ラウンドクロス一番町5階
電話番号
03-3263-3300

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