光洋機械産業が提供する新しい吊り棚足場『OK Swiper』
光洋機械産業株式会社が、2023年に新たに販売を開始した吊り棚足場『OK Swiper』は、インフラの長寿命化を目指した製品です。日本国内ではインフラの老朽化が深刻な問題となっており、特に橋梁やトンネル、高架橋の維持管理が求められています。このような背景の中で、施工時の安全性を確保しつつ、効率的に作業を進めることができる足場が必要とされています。
新しい足場の開発背景
従来の吊り棚足場は、「単管、クランプ+足場」といった工法が一般的でしたが、これには施工時の安全性の確保が難しいことや、施工に時間がかかるというデメリットがありました。また、パネル式のシステム吊り棚足場は高コストであり、吊りチェーンのピッチが狭いため作業空間が十分でないという問題も抱えていました。こうした課題を解消するために、光洋機械産業は新たな『OK Swiper』を開発しました。
『OK Swiper』は、安全性、施工性を重視し、広い吊りチェーンピッチを実現しています。これにより、インフラの維持管理や長寿命化といった社会的な課題に対して、施工現場の安全性と効率性の向上に寄与することが可能です。
『OK Swiper』の特長
1. 安全な施工のための送り出し工法
本製品では、標準仕様として送り出し工法を採用しています。この工法により、従来の足場に比べ安全に施工することが可能となります。安全性を高めることで、現場作業者の安心感を提供します。
2. 広い作業空間の確保
『OK Swiper』は、チェーンピッチを最大1780mm×3800mmに設定しており、作業者が十分なスペースを確保できる設計となっています。この広い作業空間により、作業効率の向上が見込まれます。
3. 柔軟な床材の対応
標準仕様としてアルミ製の長尺足場板を採用していますが、オプションとしてお客様が保有する木製足場板の使用も可能です。これにより、既存の資材を有効活用し、コスト削減を図ります。
4. 多用途対応
『OK Swiper』は、桟木取付が可能であり、タッカーなどの工具を使用できる仕様も備えています。このため、さまざまな施工現場でのニーズに対応することができます。
まとめ
光洋機械産業が開発した『OK Swiper』は、現代のインフラ維持管理のニーズに応える革新的な製品です。安全性と施工性に優れたこの足場は、老朽化したインフラの維持に大きく貢献するでしょう。今後ますます重要視されるインフラの長寿命化に向けて、光洋機械産業の取り組みが期待されます。
お問い合わせ先
光洋機械産業株式会社 営業企画室 担当者:清水、小谷
電話番号:06-6268-3190
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