北九州・千草ホテルの「洋食の日フェア」
北九州市の八幡に位置する老舗の「千草ホテル」では、毎年恒例の「洋食の日フェア」が2025年8月1日から31日までの間、開催されています。このフェアは、子どもの頃に家族と訪れた洋食レストランでの思い出を新たにするために企画されたもので、熟練の料理人が手がける本格洋食が楽しめるとあって、毎年多くの人々が集まります。
洋食の日とは?
8月8日は「洋食の日」として、株式会社千草が日本記念日協会に登録した特別な日です。この日は「8(ハ)8(ヤ)」の語呂合わせに由来し、ハヤシライスを象徴的な料理として、洋食文化を広めることを目的としています。多くの人々がこの日に洋食の美味しさを再発見し、親しむきっかけとなることを狙っています。
大人のためのお子様ランチ「おとなサマー・ランチプレート」
今年のフェアで特に注目すべきは、料理長・向野祐介が手がけた「おとなサマー・ランチプレート」です。このメニューは、「お子様ランチが食べたい」という声を受けて、大人向けにアレンジされた一皿です。全て手作りにこだわるこのランチプレートは、懐かしい洋食の味わいをそのまま活かしつつ、本格的な味を追求しています。
プレート内容
- - 煮込みハンバーグ:九州産合挽き肉を使用し、自家製デミグラスソースは和牛すじ、鶏ガラ、香味野菜、有機赤ワインを使ってじっくりと煮込み、深いコクが魅力です。
- - ナポリタン:昔ながらのレシピに生姜とミカンを加えた独自のアレンジで、生麺とバターを用いて仕上げられた深い味わい。
- - エビフライ:きちんと処理された海老に粗いパン粉を用い、味宝卵の甘みを活かした自家製タルタルソースとともに提供。
- - ミニグラタン:北海道産生クリームとチキン出汁に基づく、伝統的なホワイトソース。
- - プリン:しっかりと火を入れた弾力のある食感で、ほろ苦さが懐かしいキャラメリゼで仕上げられています。
この豪華なプレートは、税込で2,088円で提供されています。
復刻メニューも魅力的
また「洋食の日フェア」では、歴代のシェフが創り上げた「復刻メニュー」も同時に提供されています。これには、鉄板ナポリタンやビーフカレー、ハヤシライスなど、全て2,088円以上で楽しむことができます。
フェアの詳細と開催場所
このフェアの開催期間は無休で、毎日11:00から14:00まで営業しています。ただし、期間中は通常のランチメニューは提供されず、「割烹にしむら」の「にしむら膳」は火曜日と水曜日を除き提供されます。
「ダイニングカフェ チグサ」では、豊富なメニューとともに、コンテンポラリーでスタイリッシュな空間が訪れる人々を魅了します。中庭のテラスからは心地よい日差しが差し込み、ゆったりとした時間を過ごせます。ダイニングカフェは11:00から15:00までオープンしており、アクセスも良好です。
株式会社千草の背景
千草ホテルは大正3年に創業され、さまざまな飲食業を展開しています。結婚式場やレストラン、貸衣装美術室など多様な事業を行い、地域の人々に愛される存在です。
北九州を訪れた際には、是非この「洋食の日フェア」を体験して、あの懐かしい洋食を楽しんでみてはいかがでしょうか。