新時代の電池モジュール
2025-08-18 11:22:21

マクセルの全固体電池がSUBARUの工場で活躍!新時代の産業用ロボットへ

マクセルの全固体電池がSUBARU工場で始動



マクセル株式会社とSUBARUの連携により、全固体電池を搭載した産業用ロボットが群馬製作所でのテスト運用を8月から開始しました。マクセルの「PSB401010H」というセラミックパッケージ型全固体電池がこの新しい電源モジュールに使用されており、国産自動車の生産現場でのイノベーションが期待されています。

産業用ロボットの現状と課題



自動車製造において、ファクトリーオートメーションが進んでいるものの、産業用ロボットに搭載されるバックアップ用電源は従来の一次電池に頼っています。このため、1~2年ごとに電池を交換する必要があり、これが労働力の浪費や環境への負担をもたらしています。廃棄された電池は産業廃棄物となり、リサイクルを考慮しなければならない場面も多いのです。

全固体電池の導入による利点



マクセルが開発した全固体電池は、通常の一次電池に比べて10年以上の寿命が見込まれています。このため、SUBARUの工場においては電池交換の手間が大幅に削減され、効率的な生産プロセスが実現可能です。さらに、この新しいモジュールの導入により、産業廃棄物の削減も期待できるため、環境保護の観点からも大きな利点があります。

今後の展望



マクセルは、この全固体電池技術を活用し、さらなる高性能なモジュールの開発を進める方針です。具体的には、高耐熱、高出力、大容量を実現した電池を世に送り出すことで、これまで電池では賄えなかった様々な用途に挑戦することを目指します。また、アナログコア技術を駆使して、社会課題の解決にも寄与していくとのことです。

まとめ



マクセルの全固体電池がSUBARUの工場で導入されることは、今後の自動車製造分野における新たな潮流を示しています。テスト運用を皮切りに、さらなるモノづくり企業への展開が期待されており、高性能で信頼性の高い電池モジュールが、産業界の改革を後押しすることでしょう。これからのマクセルの動向から目が離せません。

詳細は、マクセルの全固体電池ウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
マクセル株式会社
住所
東京都港区港南2-16-2太陽生命品川ビル21階
電話番号
03-5715-7037

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