卸業界の革新を目指して
株式会社タノムが提供する受発注・販促管理システム『TANOMU』(タノム)は、卸業者向けに新たな機能の提供を開始しました。この新機能は、給食受発注業務のデジタル化を促進し、業務効率を大幅に向上させることを目的としています。具体的には、週間単位での発注やCSVファイルからの発注が可能になる新ワークフローが追加されました。これにより、給食を提供する病院や施設、保育園などでの発注業務がかつてないほど簡単になります。
主要機能の説明
新機能の主な内容には、以下の2つの機能が含まれています。
1. 週間発注機能
この機能により、ユーザーは1週間分以上の発注を画面上でまとめて行えます。発注時には「使用日」や「部門」に基づく数量管理が可能で、施設の運用に合わせた柔軟な対応が実現します。また、納品日を基準とした締め時間や納品リードタイムを設定できるため、より精密な管理が可能です。これにより、給食管理ソフトを使用しない施設もスムーズに受発注が行えるようになります。
2. CSV受発注機能
この機能を利用することで、給食管理ソフトから出力されたCSVデータをそのままアップロードするだけで、発注業務が行えます。発注側と卸側の両者がCSVデータをアップロードできるので、情報の伝達がスムーズに行われます。このプロセスを通じて、卸側は商品の詳細や数量を効率的に管理でき、業務のデジタル化が進むことでミスや時間の無駄を削減できるのです。
背景とニーズ
給食業界では、発注の管理が非常に多様であり、発注業者ごとに異なる様式での処理が必要です。そのため、業務をデジタル化することが難しく、多くの時間とリソースが消失しています。タノムは、業務の非効率を解消するために、既存の『TANOMU』に給食発注機能を統合しました。すでに多くのユーザーがこのシステムを使用しており、タノムの導入により、コスト削減効率化が実現しています。
今後の展望
タノムは今後、利用者のニーズに応じて更なる機能拡張を計画しています。多様な要求に対応するため、利用したい機能の組み合わせを自由に選択できるようにすることで、汎用性を高め合う試みを行っています。これにより、卸業者は自社に最適な受発注システムを構築でき、業務の効率化を実現することが期待されます。
まとめ
タノムの新機能は、給食受発注のデジタル化を目指す卸業者にとって非常に魅力的な選択肢です。新たな技術を取り入れることで、業務の効率化を図るだけでなく、卸業界全体の発展にも寄与することができるでしょう。タノムは今後も、業務改善のための新しい取り組みを続けていきます。