森敦仁氏の就任
2021-10-01 11:05:53

森敦仁氏がFTSE Russellのサステナブル投資部門日本代表に就任

森敦仁氏がFTSE Russellサステナブル投資部門の日本代表に就任



FTSE Russellが発表した最新情報によれば、森敦仁氏が同社のサステナブル投資部門における日本代表として就任しました。これにより、森氏はこの重要な役割を通じて、日本の資産運用市場におけるサステナブル投資の拡大を推進していくことになります。

森氏は、FTSE Russell入社前にオリックス銀行にて資産運用営業部長を務めており、特に日本においてESG(環境・社会・ガバナンス)を活用したファンド販売において豊富な実績を誇ります。また、以前にはROBECOで日本向けの資産運用事業を手掛け、ESGを統合した商品を開発してきました。彼の業界経験は非常に幅広く、1995年からはヘッジファンドのマネジメント業務を開始し、日本の年金基金向けCTAFファンドの運用にも携わってきました。

FTSE Russellのアジア・パシフィック地域のサステナブル投資部門を代表するヘレナ・ファング氏は、森氏の就任を歓迎し、彼の豊富な知識がFTSE Russellの気候およびESGインデックスの拡大において非常に価値あるものであると述べています。特に、日本はFTSE Russellにとって核心的な市場であるため、森氏の起用は非常に重要なステップと位置付けられています。

森氏のコメント



森敦仁氏自身も、「FTSE Russellに加わることを非常に嬉しく思います」とコメントし、同社の特に気候関連のサステナブル投資インデックスやデータ提供について強力な資産を持っていることを称賛しました。また、ロンドン証券取引所グループの持つ広範な能力を活用できることがいかに貴重であるかを強調しました。

FTSE Russellとしては、サステナブル投資をポートフォリオに組み入れたいという投資家のニーズの増加に応えるため、20年以上にわたり、そのサポートのための商品とサービスを開発してきました。同社のデータモデルは、気候リスクの評価やESG評価、国連の持続可能な開発目標に即した投資誘導など、多岐にわたる手法で利用可能です。

FTSE Russellは、世界中の様々な投資家に対して、インデックスとアナリティクスの専門知識を提供しており、数千に上るインデックスを算出しています。これにより、70カ国以上の市場や資産クラスを対象にしたベンチマーキングを行い、全世界の投資市場の98%をカバーしています。現在、約16兆ドルの資産がFTSE Russellのインデックスを基準に運用されており、多くの機関投資家や個人投資家によって利用されています。

FTSE Russellは、透明性が高くルールに基づいたインデックスの作成を行っており、業界最高の水準を掲げてそのガバナンスに注力しています。ロンドン証券取引所グループの子会社として、FTSE Russellは、革新的なソリューションを通じて、サステナブルな投資環境の実現に寄与していくことが期待されています。そのリーダーシップのもとで、森氏がどのようにして日本市場に貢献していくか、多くの関心が寄せられています。

会社情報

会社名
FTSE Russell
住所
10 Paternoster Square LONDON , EC4M 7LS United Kingdom
電話番号

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