GEOアソシエイト認定
2025-09-10 11:16:34

アクセルスペース、初の民間企業としてGEOアソシエイトに認定

アクセルスペースの新たな道



株式会社アクセルスペースホールディングス(東京都中央区、代表取締役:中村友哉)は、子会社である株式会社アクセルスペースが地球観測に関する政府間会合(GEO: Group on Earth Observations)のアソシエイトに、日本の民間企業として初めて認定されたことを発表しました。

GEOとは


GEOは、世界中の100以上の国々の政府、研究機関、民間企業、市民社会等、計150以上の組織が参加する国際的な枠組みです。この団体は、地球規模の課題に対処するため、地球観測データや社会経済データ、科学研究を統合し、ユーザー中心の地球インテリジェンスの開発に努めています。これにより、地球上の様々な問題に対して、より効率的で効果的な解決策を提供することを目指しています。

アクセルスペースの役割


アクセルスペースは、2025年に行われるGEO執行委員会で民間企業や市民組織、NGOなどを含むGEOアソシエイトに認定されました。この認定により、文部科学省を含む日本国内および海外の政府機関や参加組織と連携する機会が拡大し、知識や情報を共有することが期待されています。さらに、これを通じて市場ニーズを把握し、新たなビジネスチャンスを見出すことができるようになります。

中村友哉代表取締役は次のように述べています。
「当社グループは、新興国、特にアフリカ諸国が抱える多様な社会問題の解決へ向け、現地パートナーとの協力を進めています。地球観測データを駆使したソリューションの開発を通じて、多くの新興国と新しい価値を共創し、Win-Winの関係を実現したいと考えています。」


アクセルスペースのビジョン


アクセルスペースは「Space within Your Reach〜宇宙を普通の場所に〜」をビジョンに掲げ、2008年から小型衛星の開発に取り組んできました。小型衛星の設計、製造、運用技術を基礎に、顧客の宇宙ミッション実現をサポートする「AxelLiner(アクセルライナー)」、自社の光学衛星コンステレーションによる地球観測データを提供する「AxelGlobe(アクセルグローブ)」など、多様なサービスを提供しています。これらの取り組みを通じて、宇宙を身近なものにし、誰もがアクセスできる社会を目指しています。

まとめ


このように、アクセルスペースがGEOアソシエイトに認定されたことは、日本の民間企業としての地位を確保するための重要なステップです。地球観測データが持つポテンシャルを最大限に引き出し、持続可能な社会の実現に寄与する努力が期待されます。今後、彼らの活躍がさらに注目されることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社アクセルスペースホールディングス
住所
東京都中央区日本橋本町3-3-3Clipニホンバシビル
電話番号

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