郵便料金値上げが迫る中、企業は請求書送付コスト増加に苦悩
2024年10月、郵便料金の値上げが予定されています。この値上げにより、多くの企業が請求書送付のコスト増加に直面すると予想されます。キヤノンマーケティングジャパン株式会社が実施した調査では、経理担当者の71.8%が郵便料金値上げによる請求書送付コスト増加に危機感を抱いていることが明らかになりました。
しかし、一方で約8割の企業が、コスト増加への対策ができていないという現状も浮き彫りになっています。
電子請求システム導入が急務
郵便料金値上げへの対策として、最も多く挙げられたのが「電子請求システムの導入」でした。72.2%の企業が、電子請求システムの導入を実施または検討しているとのことです。
電子請求システム導入のメリットは、コスト削減だけでなく、業務効率化も期待できます。紙の請求書作成・送付にかかっていた時間や手間を削減することで、経理担当者の負担軽減につながります。
電子請求システム導入の課題
一方で、電子請求システム導入には課題も存在します。
調査では、電子請求システム導入のハードルとして、「自社システムとの連携が難しい」、「取引先との調整に手間がかかる」、「システム導入時の具体的な費用対効果がわからない」などが挙げられました。
特に、自社システムとの連携については、システム間の互換性やデータフォーマットの違いなどが問題となる場合があります。また、取引先との調整においては、電子請求への理解や協力が得られないケースも考えられます。
電子請求システム導入を成功させるために
電子請求システム導入を成功させるためには、以下のポイントを意識することが重要です。
自社の業務フローやシステムとの整合性を確認する
取引先との連携体制を構築する
導入によって得られる費用対効果を明確にする
まとめ
郵便料金値上げは、企業にとって大きなコスト増加要因となり得ます。電子請求システムの導入は、コスト削減だけでなく、業務効率化にも貢献する有効な対策です。
今回の調査結果を参考に、自社の状況に合わせて適切な対策を検討していくことが重要です。
キヤノンマーケティングジャパン株式会社の取り組み
キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、企業の経理業務改革を支援するサービスとして、「bizform online 配信」を提供しています。
「bizform online 配信」は、請求書を電子データで配信するクラウドサービスです。お客様のシステムから自動連携でデータをアップロードし、Webを介して得意先にすぐにお届けできます。
請求書電子配信サービス「bizform online 配信」の特長
帳票フォーマットが変わらない
あらゆるシステムと柔軟に連携
郵送とWeb配信のハイブリッドサービス
導入からWeb切替推進まで、導入効果の最大化を支援
キヤノンMJの自社利用から生まれた、きめ細かな機能
*
安心の電子帳簿保存法対応 JIIMA認証取得
キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、今後も企業の経理業務効率化を支援し、社会全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献していきます。