羽曳野市の特産「油かす」を使用した新メニュー誕生
羽曳野市の特産品である油かすを用いた新メニューが、大阪の人気カレー店「マドラスカレー 南海なんば駅店」に登場しました。市のプロモーション企画「油かすプロモーション」に基づくこの新メニューは、羽曳野市の特産品を全国に広めることを目的としています。
油かすとは何か?
油かすは、牛の小腸を油で揚げ、余分な脂肪と水分を取り除いたもので、外はカリカリで中はプルプルという独特の食感が楽しめます。その濃厚でコクのある味わいは、古くから大阪府南河内地域で親しまれてきました。特にかすうどんとしての利用が有名です。油かすを揚げることで、肉の旨味が凝縮され、非常に風味豊かな一品となります。
新メニューの魅力
「マドラスカレー 南海なんば駅店」では、油かすを使用した「かすカレーうどん」と「マドラスカレーあぶらかすトッピング」という二種の新メニューが登場しました。これらはそれぞれ、油かすの香ばしさとカレーの味わいが絶妙に融合し、来店するお客様から高評価を得ています。
かすカレーうどん
コク深いカレーに油かすの香ばしさが絡むことで、一味異なる深みのある味わいが楽しめるのが「かすカレーうどん」です。トッピングに新鮮なレモンを加えることで、さっぱりとしたアクセントを楽しむこともでき、飽きが来ない工夫がされています。
マドラスカレーあぶらかすトッピング
こちらは、それまでのカレーに油かすの旨味が加わることで、さらに風味が増します。バーナーで軽く炙ることにより、油の香ばしさが引き立てられ、カリカリとプルプルの食感が絶妙なハーモニーを生み出しています。
マドラスカレーでの取り組み
新メニューの開発は、2025年4月に放送されたテレビ大阪の番組『やさしいニュース』がきっかけで実現しました。この番組内では、羽曳野市の飲食店「カフェ峯屋」にて市職員が油かすを使ったメニューの提案を行う様子が紹介されました。ここでの提案が、現在の「マドラスカレー」の新メニューに生かされています。
油かすプロモーションの目的
羽曳野市は、豊かな歴史や自然を誇りますが、まだ全国的にはあまり知られていないのが実情です。特産品「油かす」をPRツールとして活用する「油かすプロモーション、「かすプロ」が始動。これは市の魅力を広めるための重要な取り組みとなっています。油かすの味わいとその可能性を全国に発信し、羽曳野市の魅力を多くの人々に伝えようとしています。
まとめ
羽曳野の特産品である油かすを使用したカレーうどんとカレーは、これからも多くの人々に親しまれていくことでしょう。大阪府羽曳野市の特色ある食文化を、ぜひ楽しんでみてください。店舗情報は以下の通りです。
マドラスカレー 南海なんば駅店
新メニューの登場を記念して、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?