高槻市のダブルダッチチーム「BASKU RATCH」、世界大会出場へ
令和7年11月17日、高槻市役所を訪れたのは、地域に根ざしたダブルダッチチーム「BASKU RATCH」のメンバーたちでした。彼らは、今年10月に開催された全国大会での優勝を報告し、12月14日にアメリカで開催される「第34回ダブルダッチホリデークラシック」への出場を伝えに訪れました。
ダブルダッチとは、2本のロープを使ったなわとび競技で、選手たちはロープの中で華麗なダンスやアクロバットを披露し、そのスピードやテクニックを競います。この競技は単なる身体能力だけでなく、表現力やチームワークが求められるため、参加者にとっては非常に刺激的なスポーツです。
「BASKU RATCH」は高槻市に住む仲泰耀さん、福本航星さん、そして高等学校に通う中野湊介さんを含む5人から構成されています。チームは、日頃から厳しい練習を重ね、技術を磨いてきました。その努力が実を結び、彼らは令和7年10月18日に神奈川県で行われた全国大会「ダブルダッチデライトジャパン」で優勝という栄冠を手にしました。
全国大会では、技術力、表現力、完璧な技の完成度など、5つの採点項目で高得点を獲得し、見事なパフォーマンスで他のチームを圧倒しました。この活躍により、彼らは名誉ある世界大会への切符を手にしました。
市役所での報告会では、代表の中野湊介さんが「世界大会まで残り1カ月、最高の結果を出すために、引き続き努力していきます」と意気込みを述べました。これに対し、濱田剛史市長は「楽しむことを忘れずに、ベストを尽くしてください。皆さんの健闘を祈っています」と選手たちを励ましました。
世界大会では、国際的な舞台でのパフォーマンスとなるため、選手たちのプレッシャーも増すことでしょう。しかし、彼らの整ったチームワークと日々の練習の成果を信じて、挑戦に臨む姿勢が印象的でした。地元の仲間たち、コーチ、そして市民が応援する中で、彼らは大きなプレッシャーを乗り越え、さらなる成長を遂げることでしょう。
地域の誇りを背負い、世界大会での活躍が期待されるダブルダッチチーム「BASKU RATCH」。彼らの活躍を応援し、次のステップへ向けた成長を見守りたいと思います。