Paceが日本上陸
2022-03-01 15:00:09
急成長するアジア発の後払い型決済サービス「Pace」が日本上陸
「Pace」が日本でのサービス展開を開始
近年、フィンテック業界は急成長を遂げており、特に後払い型決済サービス(BNPL)への注目が高まっています。その中で、アジアを拠点とする企業「Pace」が日本市場に進出することを発表しました。2021年11月末には約45億円の資金調達も行い、丸紅ベンチャーズからの支援を受けて、日本での事業を加速させます。
日本市場への本格参入
Paceは、オフラインとオンラインの販売業者向けに後払い型決済サービスを提供し、特に日本の消費者に向けて、比較的利便性の高い決済手段を提案します。具体的には、コンビニ、銀行振込、クレジットカード、デビットカードの4つの支払い方法が可能で、2022年末までに1,000以上の販売業者の参画を目指し、国内でのユーザー数を10万人以上に増やす計画を立てています。
魅力的な決済オプション
消費者にとっては、無利子で3回の分割払いが選べる点が大きな魅力です。また、Paceはスマートフォンやタブレットを用いて、簡単に後払い決済システムを導入できるアプリケーションを提供します。これにより、販売業者は手軽に新たな決済手段を取り入れることができるため、ビジネスの効率を高める一助となるでしょう。加えて、Paceのアプリには、お得なクーポンや割引情報も掲載され、消費者にとっての使用促進にも寄与します。
マーケットにおける競争優位性
Paceは、日本市場においてもローカライズ戦略を徹底し、ユーザーに親しみやすい決済オプションを提供します。日本の伝統的な支払い方法に加え、ライフスタイルやファッション、美容などのセクターに特化したマーケティング戦略を展開し、オンラインとオフラインでのコミュニケーションを強化する計画です。
経験豊富なチームが推進
日本のゼネラルマネージャーには、テクノロジー業界の経験が豊富な榎田豪氏が任命されており、彼はさまざまな国内外のビジネスでの成功体験を活かし、Paceの普及を推進します。「日本市場での成長を加速し、消費者と販売業者に対して利便性の高いサービスを提供することが私の目標です」と榎田氏は語ります。
結論
「Pace」は、急成長するフィンテック業界の中でも特に注目される後払い型決済サービスです。サービスの開始により、消費者や販売業者に新たな選択肢を提供し、決済に関する革新を進めていくことが期待されます。今後の日本市場での展開が注目されます。
会社情報
- 会社名
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Pace Enterprise Japan株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋茅場町1-9-2
- 電話番号
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