持田製薬が新たなクラウドサービス「Shaperon SeminarHub」を導入
持田製薬株式会社は、株式会社シャペロンが提供するクラウドサービス「Shaperon SeminarHub」を全社で導入したことを発表しました。この新システムは、医療分野における講演会の情報管理やプロモーションを効率化することを目的としています。
「Shaperon SeminarHub」とは?
「Shaperon SeminarHub」は、従来のメールプロモーションツール「Shaperon Email」をベースにした機能強化版であり、医師への講演会の案内、参加予約、フォローアップまでの一連の業務をワンストップで支援するサービスです。これにより、持田製薬の約600名のMR(営業担当者)が利便性を享受し、業務負担の軽減を実現しています。
導入の背景
持田製薬では、MR向けに「Shaperon Email」を使用した情報提供を行ってきましたが、エリアごとに行われる講演会などの企画が多数存在するため、案内状の作成や管理が難しくなっていました。このため、MRは自ら案内状をメールで作成しなければならず、その結果、業務負担が増し、案内漏れといった問題が発生していました。これらの課題を解決するため、「Shaperon SeminarHub」の導入に至ったのです。
サービスの特長
一クリックで医師に案内
このサービスでは、複数の医師に対して一括で案内メールを送信することが可能です。また、対面での案内も簡単に行うことができ、MRは業務を効率化できます。これにより、案内漏れの心配は大幅に軽減されます。
リアルタイムのフォローアップ
MRは、講演会参加の有無を、メールを通じてリアルタイムで把握できるため、迅速にフォローメールを配信できます。これにより、医師との接点が強化され、面談のリクエストにもつながりやすくなります。
視聴ログの蓄積
「Shaperon SeminarHub」は、ZoomやTeams、オウンドサイトなど、さまざまな視聴媒体に対応しており、視聴履歴を蓄積することができます。API連携により、CRMへの手動登録が不要となり、業務が一層効率化されます。
導入効果と今後の展開
導入にあたっては、案内メールの作成が容易であり、一括送信できるため、MRの業務負担が大きく軽減されることが評価されています。また、開封率やクリック率、予約状況が一覧で把握できるため、状況管理がしやすくなります。今後は、正式なリリースをきっかけに、クライアントの意見を迅速に反映し、イベント管理システムとの連携機能や、全国規模の講演会に最適化された機能を開発していく計画があります。
シャペロンのビジョン
株式会社シャペロンは、「製薬コンプライアンスをAIで支える」を掲げ、業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するスタートアップです。プロモーションの強化や効率化を実現する複数のサービスを展開しており、今後も業界全体の発展に貢献することを目指しています。今後の展開に期待が寄せられます。