ラクスルとプレイドが協業を強化
ラクスル株式会社と株式会社プレイドが、両社の提携を一層深め、新たにパーソナライズDMソリューションの共同提供を始めました。この施策は、企業が自社で生成・収集した顧客データ(1st Party Customer Data)を活用し、より効果的なダイレクトメール(DM)施策を実現するものです。
DMの進化:オフラインとの融合
近年、企業はウェブサイトやCRMを介したオンラインでの顧客接点を最適化してきましたが、DMはこれまで顧客理解と離れた状態で実施されることが多く、送付後の反応を把握することが難しい状況が続いていました。その上、物流コストや郵便料金の上昇により、一律の大量配布を行う従来のDM施策も厳しくなっています。
今回、ラクスルの「パーソナライズDM」サービスとプレイドの「KARTE」が連携することで、オフラインでの顧客接点を強化し、広告施策の効果測定や運用の内製化までを一貫して支援します。
各社の役割と共同解決策
本ソリューションでは、ラクスルがDMの制作や発送、反応の取得といった基盤を提供し、プレイドはそのデータをもとにしたターゲティング設計や効果検証を行います。例えば、顧客行動データをリアルタイムで解析し、各顧客に応じた送付対象やDMの内容を精緻に設計します。
これにより、DMの送付対象を絞り込み、消費者に対してよりパーソナライズされたコミュニケーションを可能にします。また、各DMには個別の二次元コードが付与され、送付先ごとの反応を正確に取得できる仕組みも導入されています。
効果測定と専門的な支援
PM施策の投資効果を可視化するために、プレイドのデータ基盤である「KARTE Datahub」を活用します。DMの到着からの顧客の行動を追跡し、最終的な購買までを視覚化することで、企業はその効果をより実感しやすくなります。また、A/Bテストによる改善サイクルを回し、成果の高かった施策を内製化するための支援も行います。
今後の展望
両社はすでに営業部門での連携を開始し、顧客基盤を活用した共同提案を進めています。今後は、DM施策に限定せず、オフライン全般にわたる顧客接点への支援を広げていく計画です。データを基盤とした設計と検証のサイクルが、ますます多様なチャネルで活用されることが期待されています。
ラクスルとプレイドの連携を通じて、企業は顧客とのより良い関係を築くための新しい手段を得ることができるでしょう。この新たな取り組みがどのように進化していくのか、今後の動向に注目です。