デジタル基盤の展開
2023-07-12 13:00:02
大阪・関西万博に向けた新たなデジタル基盤の展開
大阪・関西万博における革新最前線
2025年に開催される大阪・関西万博に向け、サステナブルパビリオン2025が新しいデジタル体験の創出に挑んでいます。その中心にあるのが、落合陽一プロデューサーが手がけるシグネチャーパビリオン「null²」に導入されるデジタルヒューマンID基盤『Mirrored Body™』です。この技術は、NFTを応用した唯一無二のデジタルIDであり、個々の情報を安全かつ効率的に管理することを目指しています。
この取り組みでは、銀行業や店舗でのキャッシュレス決済、健康データ管理、さらには住民登録や各種ポイントプログラムをシームレスに結びつけ、高速でスムーズな顧客体験を提供することが目指されています。特に、インターネット上でのセキュリティが懸念される中、マクニカとの連携によって『Mirrored Body™』の安全性を確保し、より信頼性の高いサービスを実現する計画です。
資金調達とプロダクト化の目標
サステナブルパビリオン2025の資金調達の目的は、新たな基盤技術の開発及びサービス展開のための実証検証にあります。2025年の万博までに、『Mirrored Body™』のプロダクト化を果たし、来場者に直接体験してもらえるようにする計画が進行しています。それに加え、万博終了後はこの技術を様々なアプリケーションやプラットフォームに展開し、生活者サービスとしての提供を強化することを目指しています。
新たなデジタル体験の未来
落合陽一氏は、『Mirrored Body™』が私たちのデジタルと物理の間で新しい自己理解の道を開くものであると述べています。この技術は、物理的な存在を越え、デジタル空間で自分自身を表現し、進化させるための新たな視点を提供します。「デジタルネイチャー」という概念に依拠し、物理とデジタルの融合を図り、アイデンティティと所有権の確立に寄与することが急務であると強調しています。
マクニカの原氏も賛同し、このプロジェクトを通じて統合的に管理される情報が、情報の渋滞を解消し、新時代の自己表現を可能にすることに期待をかけています。例えば、資産情報や健康データ、日々の行動など、多様な情報が一元的に管理されることで、未来の生活は大きく変わる可能性を秘めています。
マクニカとサステナブルパビリオン2025の協力
マクニカは、半導体やサイバーセキュリティ分野を中心に、新しいテクノロジーのインテグレーターとしての役割を担っています。グローバルなネットワークと50年以上の実績を生かし、高度なAIやIoT、自動運転技術の実装を推進しています。このような背景から、サステナブルパビリオン2025との協力は、シームレスな顧客体験を提供する未来の基盤を築く大きな一歩となります。
結論
大阪・関西万博を前に、サステナブルパビリオン2025とマクニカが共同で進める『Mirrored Body™』は、デジタル社会の未来を形作る重要な技術です。万博を通じてその存在を知り、体験することができる多くの人々にとって、これは新しい自分を見つける機会となるでしょう。デジタルとフィジカルが融合することで、新たな生活様式が生まれていくことを期待しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社サステナブルパビリオン2025
- 住所
- 東京都品川区小山3-8-161F
- 電話番号
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