ハイアール日本地域が新たな挑戦「第三の創業」を宣言
ハイアール日本地域は、12月17日に開催された発表会において、創立40年を迎え「第三の創業」を宣言しました。この発表は、同社としての新たな成長段階を示すものであり、今後の日本市場での展開に期待が寄せられています。発表会には、中国から来日したハイアールグループの上席副総裁や、日本地域のCEO、さらにブランドアンバサダーに就任した羽生結弦さんが特別出演。彼らの言葉が新たな時代の幕開けを象徴しました。
15年連続大型家電シェアNo.1の実績
ハイアールは、15年連続で大型家電の世界シェアNo.1を誇るグローバル企業であり、ハイアールおよびアクアの「ダブルブランド戦略」を採用しています。これにより、日本の生活に新しい驚きと発見を提供し、豊かで健やかなライフスタイルを提案しています。今回の発表会は、より強固な市場進出を目指す意義深いものでした。
李華剛上席副総裁が語る成長の軌跡
発表会ではまず、李華剛上席副総裁が登壇し、ハイアールがどのように世界的ブランドに成長してきたのかを説明しました。彼はハイアールの経営理念「人単合一」と「実践成果」を紹介し、全社員が自主的に経営に関与する姿勢を強調しました。日本市場における冷蔵庫や洗濯機のシェア向上への挑戦も触れ、エコブランドとしての進化を目指す意気込みを見せました。
杜鏡国CEOが「第三の創業」について発表
次に登場した杜鏡国CEOは、ハイアール日本地域の過去の歩みを振り返りつつ、「第三の創業」を宣言しました。彼は2002年の日本市場への参入を「第一の創業」、2012年からのアクア事業を「第二の創業」と位置づけ、今回の発表に対する期待感を示しました。ブランドメッセージ「自分を超えろ。」を掲げ、エコシステムのようにパートナー企業と連携し、新しい価値を提供していくことを強調しました。
羽生結弦との特別対談映像も公開
発表会では、羽生結弦さんとの特別対談映像も公開されました。羽生さんは、挑戦し続ける姿勢を表明し、杜CEOとの共通点を認め合うことで、革命的なビジョンを示しました。両者は互いに挑戦を称え合いながら、共に成長していくことを誓いました。
2025年に向けた製品戦略
その後、ハイアールジャパンの乾修明執行役員副社長が2025年の製品ラインナップについて説明。冷蔵庫や洗濯機の新商品を発表し、日本特有のライフスタイルに適した商品開発を行っていくことを明らかにしました。また、アクアの西澤正城執行役員副社長からは、ユニークな技術を駆使した新商品の提案がなされ、両ブランドが日本市場で挑戦し続ける姿勢が強調されました。
未来に向けて
ハイアール日本地域の「第三の創業」は、さらなる成長を目指す重要な戦略です。ブランドの相乗効果を高めることで、多様化する消費者のニーズに応え、新たなライフスタイルの提案を実現することが期待されます。引き続き、ハイアールとアクアの挑戦に注目が集まることでしょう。