新たな挑戦を促す！社会福祉法人奉優会の事例研究発表会が開催

社会福祉法人奉優会がつなぐ未来

2025年12月17日、東京都世田谷区に位置する社会福祉法人奉優会の三茶しゃれなあどホールで、「令和7年度第18回事例研究発表会管理本部大会」が盛況のうちに開催されました。毎年、法人の管理本部に所属する各部門がそれぞれの実績や取り組みを持ち寄り、知見を共有することを目的としたこの大会。今年度も多様なテーマで10の事例が発表され、参加者たちは熱心に耳を傾けました。

多彩なテーマで発表された事例

今年の発表内容は、採用戦略や人材育成、業務改善、組織づくり、さらにはデジタルトランスフォーメーション（DX）の活用にまで及びました。一部の発表内容を以下に紹介します。

採用戦略とデジタル広報

- 発表：年間1000人採用の仕組みづくり～HP×WEB広報での母集団形成～

これにより、より多くの応募者を対象にした効果的な採用戦略が構築されています。

内部監査による法人価値の再発見

- 発表：内部監査は宝探し～データで見る私たちの強みと改善のヒント～

組織の強みを探し出し、改善点を明確にする手法が取り上げられました。

人材育成と業務支援

- 発表：新卒研修でつなぐ、今と未来～安心して成長できる環境づくり～

新人職員が安心して成長できる環境を整えるための取り組みが紹介されました。

- 発表：経理部の事業所訪問と内部監査～法人拡大に向けた経理業務底上げPJ～

経理業務の強化策が議論され、組織の拡大に向けた具体的な施策が発表されました。

- 発表：AI × RPA～議事録作成と定型業務の自動化がもたらした成果～

最新の技術を用いて、業務効率を高める成果が見られました。

参加者の反応と質疑応答

発表の後には質疑応答の時間が設けられました。各部門の発表者に対して、参加者から活発な質問や意見が交わされ、意義深いディスカッションがなされました。これは、部門を超えた学び合いの場としても機能し、参加者たちが互いに刺激を受け合う時間となりました。

今後の展望と今大会の意義

奉優会では、各事業本部においても独自の事例研究発表会を実施。中から選抜された事例は、2026年2月に法人全体で開催予定の「事例研究発表会」に再度発表されます。これにより、各部署や職種を越えた知識の共有を促し、より良い組織づくりへの一歩を踏み出しています。

今後、デジタル技術を駆使した業務改革や人材育成を進め、地域との連携を強化することで、福祉現場の品質向上を目指していく方針です。奉優会のこの取り組みは、地域に根ざした福祉サービスを支える力となることでしょう。