TODA BUILDINGにおける警備ロボットSQ-2の運用が始まりました

自律移動型警備ロボットSQ-2がTODA BUILDINGでの運用を開始

2024年11月1日、東京都中央区に位置するTODA BUILDINGにおいて、自律移動型警備ロボット「SQ-2」の本格運用がスタートしました。このプロジェクトは、SEQSENSE株式会社がテイケイ株式会社の協力を受けて実現したもので、労働力不足が深刻な状況にある中での新しい警備の形が期待されています。

SQ-2とTODA BUILDINGの特長

TODA BUILDINGは地下3階、地上28階建ての超高層ビルで、1階のエントランスロビーや2階のオフィスエントランススペースでSQ-2が活躍します。SQ-2は、エレベーターを使用して1階と2階を行き来し、これらのフロアで立哨を行います。この運用により、警備員の業務負担が軽減され、より効率的な警備体制が整います。

SQ-2の技術的特長

SQ-2は、3次元センサー技術や自己位置推定アルゴリズム、リアルタイム経路計画アルゴリズムといった先進的なテクノロジーを駆使しており、独自の3DLiDARを搭載しています。これにより、建物内の詳細な3Dマッピングが可能になり、歩行者やその他の動体を検知する能力を備えています。

巡回や来館者対応を行い、警備業務の全面的または部分的な代替を実現することで、施設の管理コスト削減にも寄与します。また、SQ-2は定期的に遠隔アップデートを受け、新機能の追加やエラーの修正が行われるため、使用するたびに最新の状態を保つことができます。

SEQSENSE株式会社の紹介

SEQSENSE株式会社は、2016年に設立され、東京都中央区明石町に本社を構えています。代表取締役の中村壮一郎が率いるこの会社は、「世界を変えない。」を企業理念に、自律移動型ロボットの開発やサービス提供に取り組んでいます。これまでに、日本全国で警備ロボットの導入を進め、実績を重ねていることからも、その技術力の高さが伺えます。