新潟県に位置する新潟医療福祉大学は、2023年9月3日に東京学館新潟高等学校との高大連携協定締結式を開催しました。この協定の目的は、高校生に医療系資格や職業についての理解を深める機会を提供し、将来地域社会に貢献する人材を育成することです。これにより、本学が高等学校と連携するのは28校目となります。
締結式には、新潟医療福祉大学の西澤正豊学長や中原英伸事務局長、高校の飯田昭男校長、桑原正明教頭が出席し、双方の意気込みを語りました。本協定の締結を通じて、高校生への職業観育成が期待されています。医療系職種に興味を持つ生徒に向け、具体的には「チーム医療体験会」への参加や探究学習支援などを行うことで、多角的な学びを提供することを目指します。
飯田校長は、医療に興味を持つ生徒が多いことを踏まえ、「今回の協定は、生徒たちの職業理解をより深めるきっかけになる」と期待の声を寄せました。医療の仕事は多岐に渡り、高校生にとっては未知な領域が多いことから、大学の体験授業や出張講義といった新たな取り組みが重要であるとしています。
本学では、すでにこれまでに締結した他校の生徒を対象に出張講義や職業体験を実施しており、医療系資格や職業理解の促進に努めています。また、JA新潟厚生連や長岡赤十字病院、NSGグループ病院との連携を強化し、高校生向けの病院見学を行うことで、地域の医療人材の育成にも貢献しています。
新潟医療福祉大学は、数少ない医療系総合大学であり、看護、医療、リハビリ、栄養、スポーツ、福祉、医療ITを学ぶ6学部16学科を有しています。医療現場で必要とされる「チーム医療」を身につけるための実践的な学びを提供しており、全大学が一体となって資格取得支援や就職支援にも力を入れています。その結果、全国トップクラスの国家試験合格率と高い就職実績を誇ります。また、スポーツの学科を生かした独自のカリキュラムにより、「スポーツ」と「医療」「リハビリ」「栄養」を融合させた学びを展開しているのも特徴です。
NSGグループは、教育事業をベースに医療・福祉・介護分野を含む多岐にわたる事業を展開しており、地域の活性化にも寄与しています。「世界一豊かで幸せなまち」の実現を目指し、「人」「安心」「仕事」「魅力」というキーワードを掲げ、地域に貢献し続けています。この度の高大連携協定締結は、その取り組みの一環として、地域に根差した人材開発につながることが期待されます。
今後も新潟医療福祉大学は、高校との連携を深め、生徒たちに医療に関する豊かな学びの機会を提供し続け、地域社会に向けた貢献を進めていく所存です。