新宿感触動物園
2023-06-01 13:34:52
新宿で体験!リアルな動物の感触を楽しむ感触動物園HapticZoo
新宿感触動物園HapticZoo
2023年2月23日・24日、新宿中央公園で開催された『新宿感触動物園 HapticZoo』は、通常では触れられないライオンの肉球やカバのお腹など、珍しい動物の感触を体験できるユニークなイベントです。これは、最新技術「リアルハプティクス」を駆使し、動物の表面や動きを正確に再現することで実現しました。
リアルハプティクス技術の導入
リアルハプティクスとは、物の表面の感触や力加減を極めて精密に記録することが可能な技術です。この技術を開発したのは、慶應義塾大学発のベンチャー企業、株式会社モーションリブ。彼らが提供する汎用力触覚ICチップ「AbcCore」を使用することで、体験者はまるで本物の動物に触れているかのような感触を味わうことができます。
最初のプロジェクトとして行われたイベントは、東京都の支援の下、西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアムの一環で実施されました。これにより参加者は、ライオンやカバ、ゾウ、ワニといった珍しい動物の触覚体験を得ることができました。
参加者の反応
イベントは大盛況で、56組165人が参加。アンケート結果では「感触がリアルだった」「新しい発見があった」「また体験したい」といった喜びの声が多数寄せられました。このリアルな触覚制御により、多くの参加者が新たな体験に驚きを隠せなかったようです。
ARとVRの融合
新宿感触動物園では、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)も取り入れられています。この技術によって、視覚的にも動物に触れる疑似体験が可能となり、参加者にとって自身の感覚がさらに豊かに広がる機会となりました。
都の取り組みと未来
東京都は2021年に「未来の東京戦略」を発表し、デジタル技術によって都市のポテンシャルを引き出す方針を示しています。その一環として、西新宿エリアにおける5G技術を用いた様々なプロジェクトが推進されています。新宿感触動物園HapticZooも、この先端技術の実装の一例とされています。
このように、動物に触れるという物理的な体験と、デジタル技術を融合させることで、感覚をつなげ、これまでにない新しい形の体験が実現しました。このような動きは、今後の都市や文化、教育においても重要な役割を果たすことでしょう。
今後も新宿感触動物園のようなイベントが開催されることで、より多くの人々が動物とのつながりを実感し、感動を得られる機会が増えることを期待しています。さらに、これを支える技術の進化がいかに私たちの生活を変えていくのか、注目が集まります。
まとめ
新宿感触動物園は、ただの遊び場ではなく、未来の体験を感じる場です。動物に触れる喜びと、先端技術によって実現された感覚の世界は、参加者にとってかけがえのない時間となったことでしょう。今後もこのようなプロジェクトが続くことに期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
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株式会社メタフィ
- 住所
- 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F-C
- 電話番号
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