水と未来を考えるトークセッション
2023-11-22 11:06:17

コムアイさん登壇!水インフラの未来を考えるトークセッション開催!~HYPE FREE WATERと考える、私たちにできること~

コムアイさん登壇!水インフラの未来を考えるトークセッション開催!~HYPE FREE WATERと考える、私たちにできること~



2023年12月7日、東京ビッグサイトで開催されたエコプロで、水インフラの未来を考える貴重なトークセッションが開催されました。

このイベントには、音楽ユニット『水曜日のカンパネラ』の初代ボーカルであるコムアイさん、アートディレクターの村田実莉さんによるプロジェクト『HYPE FREE WATER』、そして下水道分野の第一人者である岡久宏史氏らが登壇。進行役は一般社団法人Water-n代表理事の奥田早希子さんが務めました。

セッションのテーマは「『汚した水』に無関心ではいられない!一人一人にできること、HYPE FREE WATERと一緒に考えよう!」。私たちが日々の生活で排出する汚水は、下水道というインフラによって処理され、きれいな水として再生されています。しかし、その下水道システムは老朽化が進み、維持管理に課題を抱えているのが現状です。

イベントでは、下水道の現状と課題、そして持続可能な水インフラのあり方について、参加者全員で議論を深めました。コムアイさんと村田さんは、HYPE FREE WATERの活動の一環として、老朽化した下水道施設の視察や下水道従事者との意見交換を行い、その経験に基づいた貴重な視点を共有しました。

岡久氏は、長年にわたる経験から、下水道システムを取り巻く現状を詳しく解説。老朽化による更新投資の増加、技術者不足、人口減少、そして近年増加する豪雨への対応など、多くの課題が浮き彫りになりました。同時に、下水道から排出されるバイオマスや下水熱は、脱炭素社会や循環型社会の実現に貢献できる可能性も秘めていると指摘しました。

セッションは、単なる問題提起にとどまらず、具体的な解決策や一人ひとりができることを探る内容となりました。例えば、日々の生活における節水意識の向上や、水インフラを支える事業者への理解を深めることなどが、参加者から提案されました。

特にコムアイさんは、HYPE FREE WATERの活動を通して、水問題への関心の高まりと、より広い視野を持つことの重要性を訴えました。水は、私たちの生活に不可欠な資源であり、その持続可能な利用こそが、未来社会の課題解決につながると強調しました。

イベントに参加した聴衆からは、「下水道の重要性を改めて認識した」「自分にもできることを積極的に行いたい」といった声が聞かれ、活発な議論が交わされました。

このトークセッションは、一般社団法人Water-n、日本経済新聞社、一般社団法人サステナブル経営推進機構が主催し、下水道広報プラットホームが協力しました。Water-nは、水インフラの重要性を啓発する活動を行っており、その活動の一環として、本イベントが企画されました。

『HYPE FREE WATER』は、コムアイさんと村田実莉さんが2020年に結成したプロジェクトで、水を切り口に、人類のあり方について問いかける活動を行っています。これまで、様々なメディアで活動内容が紹介されており、今回のトークセッションもその活動の一環として開催されました。

今回のイベントは、水インフラという社会課題に対して、多様な立場の人々が集まり、未来への展望を共有する貴重な機会となりました。水問題への関心を高め、持続可能な社会の実現に向けて、私たち一人ひとりが積極的に行動を起こしていくことが重要であることを改めて認識させられました。

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会社名
一般社団法人Water-n
住所
中央区日本橋小伝馬町6-1 
電話番号
090-7214-0772

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