新たな支援の形「ホッとサークル」始動
2025年度から福岡市で障がい者の社会参加を強化するプロジェクト「ホッとサークル」が実施されることが発表されました。このプロジェクトは、NPO法人Build Up Inclusion FUKUOKAと福岡市立中央障がい者フレンドホームが連携し、年間5回のイベントを通じて障がいのある方々の孤立を防ぎ、充実した生活を支えることを目指しています。
社会の現状と「ホッとサークル」の必要性
障がい者の就労支援が進む中、就職後に孤立する問題は深刻です。この課題を解決するために「ホッとサークル」は立ち上げられました。近年、多くの専門家がこの問題に取り組み、その結果、就労後の支援の空白が浮き彫りになり、社会参加を促進する活動が必要であることが確認されました。「ホッとサークル」は、そのようなニーズに応える新しい試みとして期待されています。
プロジェクトの概要
「ホッとサークル」では、生涯学習を通じて学びを深め、参加者同士が繋がるためのネットワーキングの場を提供します。具体的な活動として、スキルアップワークショップやティータイム交流など、参加者が気軽に学び合い、意見を交換できる環境を整えています。イベントの内容は、サポートを必要とする障がい者にとって大変意義のあるものとなるでしょう。
年間スケジュール
2025年度のイベントは、以下の5回を予定しています:
健康管理の基本を学び、生活の質向上を図る。
自分の強みを再確認し、将来の方向性を整理する。
書く力を用いて自己表現力を高める。
ストレス対処法と心のケアについて学ぶ。
職場や地域との関わり方を学び、自信を育てる。
代表者のコメント
福岡市立中央障がい者フレンドホームの施設長、此上三生氏は「この協力が数多くの障がい者の働き続ける支援につながることを願っています」と話しており、NPO法人の理事長田中祐司氏も地域との連携の重要性を強調しました。
今後の展望
「ホッとサークル」は単なるイベントではなく、障がい者が安心して社会に参加できるための基盤作りを目指しています。地域全体で支援の輪を広げ、福岡全域への展開も視野に入れています。これからの活動に期待が寄せられています。
詳細情報
- - イベント名: ホッとサークル 2025年度
- - 開催日: 2025年6月14日から隔月開催
- - 場所: 福岡市舞鶴庁舎2F 小研修室
- - 定員: 30名
このプロジェクトが、多くの障がい者にとっての居場所となり、社会的つながりを生む出発点となることが期待されています。今後の情報については、公式サイトや問い合わせ窓口をご確認ください。
公式サイト:
NPO法人 Build Up Inclusion FUKUOKA
公式Instagram:
@bui_fuk
お問い合わせ:
[email protected]