地球に優しいスポーツ!『スポGOMI甲子園2024・愛知県大会』の優勝チームが表敬訪問
2024年10月26日に愛知県で開催された『スポGOMI甲子園2024・愛知県大会』で見事に優勝を果たしたのは、愛知県立猿投農林高校の在校生で結成されたチーム「ベジタブルコンビ」です。この大会は、15~18歳の高校生がチームを組み、限られた時間内に地域のごみを拾い、その質と量を競い合う、地球環境に取り組む新しい形のスポーツとも言えるイベントです。
優勝後、ベジタブルコンビは愛知県環境局長のもとを訪れ、大会での成果を報告しました。今回の訪問は、環境問題を自分ごととして捉え、参加した高校生たちの活動がいかに重要であるかを示す重要な機会となりました。特に、武田祥延環境局長が「ごみを拾うことはスポーツである」と述べた言葉は、活動の意義を再認識させるものでした。
スポGOMI甲子園とは?
「スポGOMI」という言葉は、スポーツとゴミ拾いを組み合わせた造語で、高校生たちが楽しみながら地域の環境美化に貢献することを考えた際に生まれました。大会では、技術や体力のみならず、仲間との連携が勝敗を分ける重要な要素となります。これにより、参加者は競技を通じて地域社会の問題に直面し、解決策を模索する姿勢を身につけます。
「ベジタブルコンビ」のメンバーは、大会当日に急遽メンバーが1人不参加となり、2名での競技を強いられたものの、見事に優勝を果たしました。彼らは今後の全国大会に向けて、東京都内での作戦を練るため、3Dマッピングツールを活用することを決意しています。この準備を通じ、環境問題への意識をさらに高めることを目指しています。
CHANGE FOR THE BLUE
この大会は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として行われました。このプロジェクトは、海洋ごみの問題を広く認識してもらうため、国民一人一人が行動を起こすことを目指しています。海をきれいに保つために、各界のステークホルダーと連携し、実績を上げていくことが重要です。
なお、日本財団は、ただ単に活動を支援するだけでなく、世代を超えた環境意識の普及を図るために、様々な工夫を凝らしたイベントやキャンペーンを実施しています。
まとめ
愛知県立猿投農林高校の「ベジタブルコンビ」は、優勝を通じて地域貢献の意義を広めています。環境問題に対する自覚を高め、全国大会でもその成果を存分に発揮することが期待されています。この取り組みが、スポGOMIが将来的にオリンピックの競技として認識される日も近いかもしれません。今後も彼らの頑張りに注目が集まります。