セーフィーが大阪・うめきたに新拠点を開設
2024年9月6日、セーフィー株式会社が、うめきたグラングリーン大阪内の「JAM BASE」にて新たにショールームとオフィスの稼働を開始した。この新拠点は、関西地域におけるビジネスの深化とともに、多様な企業との連携を促進する重要な基地となることが期待されている。
移転の目的と背景
セーフィーは、2017年からオリックス株式会社と資本業務提携を結び、共に成長を目指してきた。今回の移転は、うめきたの開発が進む中、今後の「映像×ソリューション」サービスの提供を目指す戦略の一環である。この地域では、万博やIR(統合型リゾート)など大規模なプロジェクトが進行中であり、関西ならではの産業の創出に寄与できる可能性が高い。
「JAM BASE」では、大企業、大学、研究機関、スタートアップが集い、異なる分野のアイデアが融合する場を創出することを目指している。セーフィーの社長、佐渡島隆平氏はこのように述べている。「新しい世界を作るために、さまざまな人や企業が集まり、まざりあうことが求められています。」そのため、セーフィーは関西のスタートアップや若手企業の成長支援を行い、地域経済の活性化を図る意向を示している。
新拠点の詳細
新しいオフィスの所在地は、
〒530-0011
大阪府大阪市北区大深町6-38 V グラングリーン大阪 北館 JAM BASE 6階 JAM-OFFICE 6-A である。アクセスはJR大阪駅から徒歩約7分と便利で、市内の中心に位置し、ビジネス拠点として最適な立地である。
うめきた2期地区開発プロジェクト
今回の新拠点が位置するグラングリーン大阪は、うめきたプロジェクトの一環として進められており、オフィスやホテル、商業施設、都市公園に加え、住宅も含む複合開発が行われている。これにより、大阪、そして関西地域が世界に対してリードする街づくりを進めることが目指されている。特に、暮らしとビジネスが融合した環境を提供し、幅広い人々に利用されることを見込んでいる。2024年9月には先行まちびらきも予定されている。
クラウド録画サービス「Safie」とは
セーフィーが展開するクラウド録画サービス「Safie」は、カメラとインターネット接続により、どこでも映像を確認できるプラットフォームであり、特に「映像から未来をつくる」というビジョンのもとに発展を続けている。このテクノロジーにより、小売業から医療現場に至るまで、さまざまな業界でのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進している。
セーフィーは今後、関西地域から新たなビジネスを創出するとともに、テクノロジーの力を利用して地域経済の発展へ寄与することを目指して活動を続けていく。関西の魅力的な場所であるうめきたに設けた新拠点は、このビジョンの実現に向けた大きな一歩となるだろう。